ユキワタリ

冬のあいだ、ユキワタリはゆっくりと何かを求めて移動していく――。

時間樹

5分 (2,796文字)
妄想コン「目が覚めるとそこには…」用の短編です。

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あらすじ

毎年、ユキワタリは雪に全身をくるまれて目覚める。積もった雪の中をゆっくりと移動しながら厳冬期を過ごし、雪解けとともに薄らぐ意識を手放す……そんな無数の冬を繰り返している。ある冬、ユキワタリが出会ったの

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

ユキワタリの描写が細部に渡り事細かく記述され、雪山の生々しさを感じることが出来ます。 幼子を守った神の奇跡の物語とでも言いましょうか。 ユキワタリがどんなものであるかは、読み手一人一人に連想させる面も
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拝読しました。 ユキワタリってどんなものだろうと想像を掻き立てられました。 (私の中では、透明でふよふよしたゼリー状っぽいのに手触りは柔らかいぬいぐるみみたいなもの、と勝手に想像してました) 冬の寒い
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レビューイベントにご参加ありがとうございます! そして妄想コンテスト「青」佳作入選おめでとうございます! この作品は雪山での奇跡の物語なんですね。 寒い冬の情景とは反比例して、ページを進めるごとに心
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