砂とラムネ

いつかの夏の終わりの、続き。

待宵

恋愛 完結
8分 (4,515文字)

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あらすじ

掴もうとすると、泡のように消えていく。 あのとき逃げたのは、そう確信していたから。 ※この作品の彼女側を、交流のあるクリエイターの美空様に頼んで書いていただきました。 美空様側『砂とラムネ』【h

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目次 1エピソード

感想・レビュー 4

静やかで、密やかで、ほのか。

色味とか温度、薄暗さに静けさなど、読むと同時に体感しているようで、ぐっと引き込まれました。 主人公側から描かれている過去の出来事と心情、そして女性との思い出と今の様子。感情的なものは無くどこか淡々と
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描き方がうまいです!

ワンシーンでここまで徹底的に心情描写にスポットを当てた作品はあまり読んだことがなく、とても深い味わいがありました。不安定な心の動きがとてもリアルに描かれていて、読んでいてドキドキしました。とても素敵な
ネタバレあり
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静けさと微熱

ラムネという言葉がそうさせるのか、それとも2人の過去の時間が交わっているからなのか……。夜の潮騒が運んでくる香りは、胸がきゅっとなるような懐かしさと切なさを感じさせます。 夜の海でぽつぽつと言葉を交
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