ミンク鯨の背骨

誰の人生にも訪れる季節の変わり目の物語。いよいよクライマックス!

中建

2時間20分 (83,671文字)

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あらすじ

偶然浜辺で拾った鯨の背骨によって、紡ぎだされたストーリー。 父の死、ベトナムの旅、知床岬の昆布番屋が、誰の人生にも訪れる季節の変わり目の中でつながってゆく。

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

写真家のまなざし、肉体と心の旅

 まず、タイトルに魅かれた。『ミンク鯨の背骨』とはなんだろう? 写真家である作者はアジアを巡っている人物だ。だから、珍しいものをたくさん目にしているだろう。見たということは、作者は必ず写真を撮るだろう
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旅と人生の紀行文

 この作品に私の拙い紹介など必要ないとも思うが、多くの人に読んで頂ければという思いから簡単に見所を述べたい。  この作品はノンフィクションであり21世紀初頭の北海道知床での昆布採りの様子が、作者の経験
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