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三行から参加できる 超・妄想コンテスト「教室の戸を開けたら、そこには」で始まる小説を書こう 予選

選考結果発表

三行から参加できる超・妄想コンテスト「教室の戸を開けたら、そこには で始まる小説を書こう」にたくさんのご応募ありがとうございました! 今回は過去最高の応募数でした。ホラー、恋愛、コメディとさまざまなジャンルの作品が集まり嬉しく思っています。教室の戸を開けたらとんでもないものが待っている作品から、いつもの教室でじわじわと物語が始まる作品まで、バリエーションに富んだ回でした。

大賞(賞金3万円+選評)1名

現実を受け入れられず、空想の世界に生きる少年の物語です。語り手が自らの心の弱さに対して言い訳も卑下もせず、等身大の自分の姿を淡々と語る文章に引き込まれます。空想と現実が次第に入り混じっていくさまも幻想的でドキドキさせられました。教訓的にならず、あくまで主人公の視点で物語を終わらせた点も読者の共感を呼ぶと思います。これだけ筆力があるのだから、内面描写に留まってしまったのが勿体無いと感じました。どんな読者に何を伝えたいのか―希望なのか、絶望なのか、ハラハラドキドキなのか怖がらせたいのかなど―を意識されると、さらにレベルアップされると思います。

準大賞(賞金2万円+選評)1名

ノリが良くて、先がどんどん読めます。掛け合いのテンポも言葉のチョイスも面白く、読んでいて楽しくなる作品です。続きが読みたくなりました。先生のキャラクターが特に良かったです。

入賞(賞金1万円+選評)1名

発想が非常に面白いです。閉塞感をこう表現するか、と唸らされました。事件を受けたクラスメイトの言動を、リアルかつ鮮やかに切り取っています。主人公はこの世界観と折り合いをつけ、井根は……でしたが、他の人物はどんな行動を取るだろう? と興味深くなりました。テーマがはっきりしている分まとまりすぎている感もあるので、さらに掘り下げたお話も読んでみたいです。

佳作

スタンダードな展開ながら、主人公の心境が生き生きと描かれていて惹きつけられました。途中のやきもきするシーンから、ラスト近くの視点が代わってからの展開まで一気に読ませます。
冒頭からどことなく不安感が漂うので、この後どうなるのか? と気になってどんどん読み進めてしまいます。丁寧に伏線が貼られており、読了後に読み返すと新たな発見がありました。
日常的なシチュエーションの中で、じりじりとした緊迫感を描いた作品です。主人公と一緒になってハラハラしてしまいました。
会話文にセンスを感じました。短い中でキャラクターがしっかり立っている点が良かったです。怒涛のように畳み掛けるオチも上手いです。

優秀作品

スケジュール

募集期間: 2015年8月26日(水)11:00 ~ 2015年9月8日(火)23:59:59 中間発表: なし 最終結果発表: 2015年9月下旬

大賞(賞金3万円+選評)1名 準大賞(賞金2万円+選評)1名 入賞(賞金1万円+選評)1名 佳作数名(選評)

募集内容

新作限定! 初心者大歓迎! 三行だけでも、小説でも、妄想を炸裂させた文章ならなんでも応募できるコンテストを開催いたします。 今回は、「教室の戸を開けたら、そこには」で始まる小説を募集いたします!! ・友達が、驚くような行動をしていた!? ・いつもの光景。でも少し違和感が…!? ・気になるあの子が微笑んでいて…!? 時間は、朝? それとも休み時間? 放課後? それによって内容も変わってきますよね。 あなたはこの書き出しから、どんな物語を紡ぎたいですか? それを妄想して、文章にしてください。 上位3作品には賞金+編集部からの選評! また、上位30作品を結果発表ページでご紹介させていただきます。特に優秀な作品には、選評をつけさせていただきます。

応募要項

・新作(募集期間内に新規投稿された作品) ・分量は100文字(三行程度)~10000文字 ・完結していなくても構いませんが、選考において締め切り時点での完成度も評価の対象となります。 ※上記3項目に沿っていない作品は選考外となります。

応募条件

・シリーズ設定されている作品は、第1話でのエントリーをお願いします。 ※第1話のみエントリーいただければ、シリーズ全話が審査対象となります。 ・E★エブリスタ上での有料作品・無料作品のどちらでも応募可能です。 ・エブリスタ内の公式イベントや、他サイト等の文学賞に応募中の作品・過去に応募し受賞した作品は選考対象外とします。 ・応募締切り後の作品編集可。 ※ただし、審査は、締め切り時点2015/9/8(火)23:59:59のデータで行います。

応募方法

下記エントリーボタンよりご応募ください。

コンテストの注意事項(必読)