一つの着想への物想いが 自然と言葉になっていくような 素敵な詩篇が一つずつ 丁寧に綴じられて居る詩集です。 1000ページに及ぶ詩集の中に 一人の人が生きて居て、其の視点から 日常を追体験していくよ

一つの定まった視点から 様々な温度のある詩を紡いだような 印象を受ける作品でした。 最小単位で形容すると シンプルイズベスト…。 とても面白かったです。

一言で言えばとても面白かった、です。 言葉の繊細さもさることながら 一歩、引いた時に感じる 三次元的なダイナミックさが 物凄いと感じました。 恋花さんの素晴らしい バランス感覚を見習いたいです…。

なんと言うか、とても眩しいです。 ありふれていながらも とても大切な温かい刹那達を 温かい彩りで綴っておられ とても眩しく感じました。

移りゆき様々な顔を見せる季節を 優しく見つめる眼を感じました。 描く景色が如何に変われど 優しきその眼の存在が 詩の内に在り続けるのは驚異的です…。

まずこりゃ男には 書けないなと思いました。 女性の何処か冷めた念と 憂いが混在してあり渇望さえ感じました。 リアルの世界にある 輪郭を持った秋を 楽しませていただきました。

全体的に優しくホワホワとした質感。 秋の持つ豊かさや暖かい部分を 感じさせていただきました。

食欲の秋という作品を 全体として見た時に 確かに秋で思わずにやけました。