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松 タリオ(新作宜しくお願いします)さん [「双子の結婚」へのレビュー]
2019/1/29
双子の姉妹ながら体型も性格も正反対の二人。
主人公の結花は、その双子の妹、美花を嫌悪し、彼女より充実した人生を歩むことを望んでいた。
妹に対する嫌悪はいつしか憎悪へと変わり、彼女を貶めることで自分を高めるという歪んだ願望へと変わる。そしてその対象は、上司である編集長や浮気相手の男へと広げる。男社会でトップに立ってやるのだと。
その総仕上げは、お呼ばれした姪の入学お祝いパーティーで仕掛けられた罠。

憎むべき対象から全てを奪い取り、そして自分が支配者として君臨する…

全てのプランを実行し終えた結花。あとは成果が転がり込むのを待つだけ。
そんな結花を待っていたのは…


これほど因果応報という言葉がぴったりするストーリーはないというくらい、ある種爽快感をも感じる結末。

結末で結花が可哀想と思わせないほどの作中でのクズっぷりは、読後に清涼感をもたらす仕掛けなのだ。


連載完結お疲れ様でした。
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