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イベントコメント一覧

二瀬幸三郎
二瀬幸三郎さん
【作品】ふたつの地球と恋する竜についてのレビュー

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二瀬幸三郎です。

拝読させていただきました。

人、魔女、巨人、そして竜……
様々な種族が共存する世界に於いて開催される成竜の儀式〈ドラゴンレース〉――
[ある導き]でレースに参加する事になった普通の少女ウィノアは、以前のレースで乗り手を負傷させてしまった竜セヴィエルとバディを組み、挑むことになる。
その中で、二人は様々な出来事、様々な出逢いを経て、やがて世界の行く末と、このレースに秘められた神の目的を知ることになる……

19世紀の雰囲気を持ちつつ、魔法や異世界由来の技術、様々な異種族の共存、やがて迎える世界の〈アセンション〉など、独自の世界観が丁寧に描写されています。
また、独特な挿絵により世界観のイメージが視覚的に伝わってくるのも良い感じです。
その上で、〈ドラゴンレース〉を通じて描かれる様々な人間模様がしっかりと描写され、しっかりと地に足の付いた物語となっております。

そして、クライマックスである〈ドラゴンレース〉……
特訓シーンを始め、白熱する接戦、勝負の駆け引き、隠された罠や試練など、手に汗握るレースシーンが展開され、物語を一気に加速させております。

レースの果てに明かされる真実……ウィノアの将来と〈魂の双子〉、そして新たな恋……

良い物語を楽しませていただきました♪

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2019/03/18 22:17
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二瀬幸三郎
二瀬幸三郎さん
【作品】竜の私が人間界に飛ばされたについてのレビュー

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二瀬幸三郎です。

イベント[リンク]より罷り越し、拝読いたしました。
[神]の後継者を決める[ゲーム]として、人間に姿を変えられ、人の世界へと堕とされた白竜ヴァイス……
この[ゲーム]に勝利するためには、自らの力を封じた[四つの石]を集めなければならない……
やがてヴァイスは、竜の巫女ミルラ、少年剣士シュラスなどの協力者、そして武術の師となるミズキと出逢う中、人間という存在、そして自らの存在など、様々な疑問、苦悩の中、[力]を取り戻す闘いは続く……

これまで[人]に対して無関心に等しいヴァイスが、人の姿になり、人と接し、人と争い、人を助ける中、己という存在に向き合わなければならなくなる物語が(少々駆け足気味ですが)丁寧に描かれております。
いきなり[竜の力]を振りかざすのではなく、封じられた力を取り戻す形で徐々に取り戻していくのも、カタルシスを感じられます。

ただ、個人的には世界観が[見えにくい]気がいたします。
一見、中世系の西洋世界観と思われる中、服装などに[和]の文化が押し出され、時に[ビニール][プログラム][鉄筋コンクリート]など、現代要素までもが鏤められるなど、統一感の無い[ちぐはぐ]な感じが見て取れます。
或いは、地域ごとに違う文化、文明を持つのかもしれませんが、それらを上手く纏め、物語の中で表現できれば、魅力的な世界観になると思われます。

殺戮を繰り返す[赤]……慈悲の心で人を導く[青]……果たして[緑]は……
その中で、出遅れた感のある[白]――ヴァイスは未だ、己の行く先が見えぬまま、漠然と力を探す……

今後の展開が楽しみな物語です。

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2019/03/14 14:26
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二瀬幸三郎
二瀬幸三郎さん
【作品】アイマール・フィンの冒険Ⅱ~砂漠を航る者編~についてのレビュー

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二瀬幸三郎です。

拝読させていただきました♪

魔女退治を経て一流冒険者セードルフのバーティに加わった、若き冒険者アイマールの新たな冒険、それは、砂漠の果てにある幻の古代遺跡を探し出すことだった……
手掛かりは、依頼人サラがもたらした[地図]と[指輪]……
立ち塞がる脅威は、巨大な砂蟲、砂漠の民、帝国の砂上船……
サラが遺跡を探す真の理由、セードルフと帝国の秘められた因縁、捕らえられたアイマールと砂漠の少女ナディアとの出逢い……
様々な想い、様々な因果が交錯する中、果たして、遺跡に眠る秘宝〈支配者の杖〉は誰の手に……

前回と打って変わり、巨大帝国や砂漠の民、明かされるセードルフの過去、強大な力を秘めた古代文明の遺産など、世界観のスケールが一気に大きくなりました!

しかし、だからといって、急に派手になるわけもありません。
旅の途中の一時や、行方知れずの父を思うサラの強い意志、ハヌマトの苦悩、アイマールをはじめとした各々の見せ場、緊迫感のある戦闘シーンなど、地に足の付いた、しっかりとした物語になっていると思われます。

そして、物語に彩りを与える挿絵の存在も重要な要素です。
(ここは本当に羨ましいw)

個人的な意見ですが、強いて云えば、139頁の件は(登場人物の名前を隠すなどの工夫は必要ですが)、いっそ、プロローグに組み入れた方が、物語の導入として強い[引き]になるような気がしました。

まさに王道、スタンダードなファンタジー物語です♪

余談
しかし、前回のローラに引き続きナディアといい、アイマール君は冒険の度に女の子を助けておりますねぇ……w

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2019/03/11 14:09
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二瀬幸三郎
二瀬幸三郎さん
【作品】 ガンダムnearmissについてのレビュー

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二瀬幸三郎です。

長期にわたる物語……完結、おめでとうございます♪

1979年の放送より40年……
始まった当初、〈機動戦士ガンダム〉の世界がここまで広がりを見せるものになるとはこれっぽっちも思っていませんでした(まぁ、幼少の頃ですしw)……

そんな中、初めて二次創作の宇宙世紀を読ませていただいたのが、氏の〈~nearmiss〉でした。
最初に抱いた印象は[戦争の中の青春ドラマ]といった感じで、MSなどが登場しなければ、海外の実写作品を見ているような雰囲気でした。
それは、完結した今でも、良い意味で感じております。

その上で、巧みに本編の[隙間]を活用しつつの展開に加え、ホワイトベースの面々をはじめとした、アニメ登場人物との絶妙な出逢い……タイトル通りの[nearmiss]が、「やはりこれはガンダムの世界なんだ」と実感させてくれます。

ある意味、「人の革新」「ニュータイプ」とは無縁の物語ですが、故に、ガンダムでありながら、同時にそれとは違う[氏の物語]をしっかり感じさせていただきました。

この世界が[史実]通りであれば、7年と待たずに様々な激動(テラーズとか)が起きることになるでしょう。
(唯でさえ、公式の世界もまた[増える]かもしれませんしw)
その中で、ショウ、リンの……そしてスズランの面子やタウト達の運命がどうなるのかが気になりますが……ひとまずは、彼らは訪れた平和の中で、戦争で[なくした時間]を取り戻していくことを祈りつつ……

改めまして、素晴らしい物語をありがとうございます♪

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2019/03/07 14:01
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