長い商店街

その道の先にある長い商店街を抜けると……

秘蔵 審

ホラー 完結
51分 (30,491文字)
短編ホラーです。

279 3.1万

あらすじ

まるで魂の抜け殻のような男、鬼崎龍昇。 彼はとある晩夏の夕暮れ、新宿の街はずれから、とぼとぼと行くあてもなくさまよい始めた。商店街で次々と出会う人々に戸惑う鬼崎。 そして最後に彼を待ち受けていたものは

感想・レビュー 4

回想

正直、面白くないと思いながらもページを読んでました。人生なんて人それぞれで、経験した事の解釈も違うからです。 しかも苦痛内容、だからこそ読んでみようと思いました。人の不幸に目を背けないで真っ向か
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懐かしさと奇妙さと

長い商店街に出会うのは懐かしい人ばかり。 セピア色の世界が広がると思ったら、読み続けるにつれてどこか違和感が出てきてじわじわと侵入していく恐怖。 なんともいえない、先を読むのが怖くなる。 こんなホラー
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日常に潜む非日常という真実

人生の「記憶」はときに走馬灯のように心に食い込む。今現在のつらい記憶から最も遠い昔のつらくも幸せだった頃へ、全てを清算しながら行き着くのかもしれない。無限回廊の行先は闇か光か?と問われれば、その両方と
ネタバレあり
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