純白は漆黒の影なれば

初のミステリー作品です。神頸町を震撼させる鬼面の恐怖、名探偵 矢尾板麗央は果たして真犯人へとたどり着くことができるのか?

秘蔵 審

4時間16分 (153,085文字)
表紙は砂樹あきらさんに仕上げていただきました

565 7.1万

あらすじ

自分の才能にかけ、作家を目指す26歳の冴島胡蝶。彼の処女作『不透明な巡礼』は、出版社が主催する黄昏ミステリー大賞で最終選考まで進んだ。その驚きと快感も冷めやらぬまま、冴島は第二作の執筆を開始する。しか

感想・レビュー 4

衝撃的なラストでした!

完読しましたので、感想を失礼致します。 登場人物の日常、旅行先での事件、事件の解決へと持ち込む内容構成。また、読者を引き込むような文章や、登場人物一人一人の事細かな設定。秘蔵さまの作品の完成度に、憧
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透明な黒き“棘“

“棘”が視える。 “棘”が刺さっている。 本当に小さい“棘”が。 ただそれは楔のように深く深く突き刺さり 普段は周りのものに溶け込んでいて透明でその色自体はわからない でも、小さくてもその“棘”の存在
ネタバレあり
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ここでしか味わえない衝撃💥

冒頭、いきなり意味深な男女への呪詛。 これがまず、「えっ!?何事!?」と興味を引きます。 それから登場人物の日常風景→風光明媚な神頸町への旅行となるワケですが・・・・・・。 流麗な文章に流されるように
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