乃上さり

質の高いサスペンスドラマを満喫したあとのような読後感!

とても質の高いサスペンスドラマを見たような気分になる、すばらしい作品でした。短編も拝読しましたが、長編にしたことで事件の背景、登場人物それぞれの事情や心理状態が詳しく描かれ、それが物語に深みを増した
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乃上さり

秋を迎えた夫婦を優しく描いた良作

家族は形を変えていく。愛し合って夫と妻になり、子供が産まれて父と母になる。 そして子供が巣立ったあとは……? この物語では、娘の一人暮らしで夫婦だけになった二人の戸惑いや後悔、そして娘に背中を押され
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乃上さり

猿まね家族が本物を凌駕するとき

初の連載作品完結おめでとうございます。 秋月晶さんは硬軟併せ持つ書き手で、その振れ幅は大きく、くすっと笑えるコメディ調の作品も楽しいのですが、今作はかちかちの硬派、重厚な作品に圧倒されました。 二人
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乃上さり

復讐は悲劇しか生まない

祖国の政情不安で日本に流れ着いた人々が作り上げた、復讐のための組織。組織の希望でもあるヒロインのシラユキは、知らぬ間にその復讐に加担させられています。捜査のために訪れた警察官の重尾とシラユキは互いに心
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この作品は非公開になりました

乃上さり

こういう愛もアリだと思う!

普通の恋愛ってなんだろう?惹かれ合って身も心も愛し合い、やがて結婚して子供を持って……? それならこの小説の二人は普通じゃない。ヒロインのまりあが好きになった相手はトランスジェンダー、男性しか愛せない
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乃上さり

魅力的に描かれる海のレースの人間ドラマ

この物語では、高校のヨット部の新人大会で突然審判長を務めることになった若手教師と、それに協力する現役ヨット部の女子大生を中心に、ヨットレースの一日が描かれています。 ちょっと強引な運営委員長の判断で
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乃上さり

根底にあるのは作者の優しい眼差し

娘さんが考えた”山あざらし”と言うキャラから生まれた物語で、まず人間が生贄になるのではなく、山あざらしが、人間に生まれ変わるために人間の生贄になるというのが面白いです。また海と山での生活スタイルの違い
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乃上さり

プロを目指した幼馴染二人の野球人生と夢

正反対の野球人生を送る河瀬と織原の、高校のドラフトから引退までが節目毎に描かれていきます。その変遷がまたリアルで、引退した名物選手二人のドラマを追っているようで野球に詳しくなくても夢中で読みました。
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乃上さり

シリーズ化楽しみです。

エブリスタ初投稿おめでとうございます。拝読させていただきました。 「本音はここぞっていうときに出した方が効果的」という先生の言葉。自分の恋心をさらりと出しながら、麻美先輩が促してくれて、やっとここぞっ
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乃上さり

千年に渡る壮大なファンタジー

GLASSBLUEシリーズは最初、短編『全てを青に染める人』を読ませていただき、印象深くて読書感想文が苦手な私が初めて感想を書きました。 https://estar.jp/novels/2604347
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乃上さり

定年後の夫婦がリアル!

「ザ・昭和の男」の典型みたいな主人公(名前が昭男ですね!)が、若者とのちょっとした会話をきっかけに自分を顧みていくお話です。 食事の際の小さなエピソードなどが効いていて、きっと定年後の夫婦二人暮らしっ
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乃上さり

花火シンドロームっていい言葉ですね

ペコメには書ききれなかったので、こちらに投稿します。 10代のほろ苦く甘酸っぱい想いが瑞々しく描かれた短編です。 若い頃に感じた高揚感、満足感、「花火シンドローム」って名付けられていて言い得て妙です。
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乃上さり

若者の渇望感を感じた短編とは思えない作品でした

 短編なのに長い純文学作品を読んだような余韻が残る作品でした。無駄なシーンがなく、しっかり練って書かれているからでしょうか。  たらこ飴さんが若い頃に書いた作品を自ら書き直したものとのことですが、若い
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乃上さり

高校生の胸キュンな淡い青春物語と思いきや

最後の○○がテーマと知って読み始めましたが、爽やかな恋物語にドキドキしながら読み進め、テーマを忘れて思わず主人公を応援していました。そして最後にそういうことだったかと再読すればいろいろ伏線が……。切な
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乃上さり

受賞おめでとうございます!

妄想コン発表から伺いました。受賞おめでとうございます。日本のどこかに実在する民間信仰や伝承のような世界観に引き込まれると共に、創作の可能性を感じました。読者が抱いていた生死の立場が、最後に逆転する流れ
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乃上さり

絵本で読んでみたい

ページごとに言葉が簡潔でわかりやすく、絵にしやすいと思うので、ぜひ絵本で読んでみたいと思いました。 水色のリボンを手放すことにしたみおちゃんのいじらしい気持ちと、水色のリボンの想いにホロッときました。
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乃上さり

怖くて切ない子供の頃の思い出

夏の木々に覆われた深い山奥へと続く坂道で、主人公の少女は異界に引き摺り込まれます。天狗から助けてくれた少年との過去の記憶が蘇り、怖いけれど甘酸っぱいような切ないような思い出として大人になっても残ったの
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乃上さり

お疲れ様でした😊

書きたかったものを99%書けた……そう思い切れるって凄いと思います。寂しいけれど、sohko3💙さんのその選択を応援します。まだ、読めていない作品もあるので読者としてまだまだ楽しませていただきます😊そ
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乃上さり

主人公と一緒に森に迷い込んだ感覚になりました

“私”が境い目に近づいているのか、あの子が近づいて来ているのか、途中ひたひたと忍び寄るものへの恐怖を感じながら読みました。里と森、現実の記憶とあるはずのない記憶、現世と常世、その境目が曖昧になっていき
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乃上さり

勿忘雪、素敵な言葉です!

感情を忘れた少年と、自分は忘れ物だという少年。悲しい生い立ちの少年二人が寄添い合う一瞬を切り取った優しい物語でした。この先の二人がどうなるのかわからないけれど、だからこそすごくこの瞬間が神聖なものに思
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乃上さり

死者の切ない想い

想いを遺して亡くなった患者さんの心残りを、ある意味被害者であるミチルとその恋人の春樹が解決する、事象はホラーだけれど切ない物語でした。「感情を動かすと疲れる」「生きることに集中している」という涼介の言
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乃上さり

さまざまな青に出会うファンタジー

素敵なファンタジーでした!荒涼とした草原、黄土色の街が青く染まる様が心に迫りました。死後の名声は知らずとも、シアーズは青に囲まれ満足して逝ったのでしょう。モロッコのシャウエンの街を思い浮かべながら読み
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