赤羽道夫

見たことのない未来社会

誰も知らない未来世界の物語。そこへ果敢に挑戦して書き上げられた意欲作です。 ノアの方舟のようにして危機を乗り越えて人類が作り上げた250年先の未来で、大人になるために学習を続ける主人公ヘラルドの目を通
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赤羽道夫

超能力者の見る夢は

公開を追いかけて読んでいく、ということはあまりしません。 それは途中で作者が放り出して続きを書かなくなる場合がわりとあるからなのですが、沢村基さんはそういった心配がないので、少しずつ完結まで読んでいき
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赤羽道夫

読了しました。

たしかな文章力と緻密な構成で、これは高評価されるはずだと納得しました。 レベルが高いです。 次々に起きる怪現象によって、身に危険が迫ってくる三人の高校生の運命は果たして――といった感じで、その謎
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赤羽道夫

地道な調査こそ、真実への近道

完結、お疲れさまでした。 兄妹が父の交友の謎を解こうと、一生懸命、手がかりを追うとしますが、微妙な問題であり、なかなか真相にたどり着けないのが、もどかしい。 これまでの人間関係が、壊れてしまうので
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この作品は非公開になりました

赤羽道夫

興味深い題材ですごく楽しめました

なんども同じ時間を繰り返して、修正していくという小説は、いくらもありますが、それを高校野球というテーマで書いた意欲作は、豊富な知識に裏付けられ、たいへん読み応えのあるものでした。 野球に詳しい読者なら
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この作品は非公開になりました

赤羽道夫

少年マンガで見てみたい

この話は、小説で読むより、コミックかアニメで見たいストーリーでした。 ドローンによるバトルという、わくわくするような設定では、バトルに特化したどんなすごいドローンが登場するか、それこそ選手の技術力がた
赤羽道夫

どんでん返し

短いながらも、しっかしとしたドラマが描かれ、読んでいて飽きずに最後まで読めました。 どうなるのかな……とハラハラしながら読み進められるミステリー。 父親の人柄から招いてしまう不幸、娘の父親を思う心が胸
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赤羽道夫

ロボットにも人権

結婚できるということなら、ロボットは人間と同じように扱われる? でも、人間ではないから法的には「物」か。 いや、でも、分譲となれると、土地と同じ扱い……? ちょっと頭が混乱しますね。
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赤羽道夫

直球の推理小説

しっかり謎を提示し、読者に考えさせ、鮮やかに解く。 本格推理モノのお手本のような小説でした。 推理モノが好きな読者ならきっと楽しめたでしょう。 時代は昭和初期より過去……? いきなり見慣れない漢字にロ
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赤羽道夫

あっというまに読み終えました

以前、本棚に入れてなかなか読まずにいましたが、読み終えました。 非常に読みやすく、かつ、ミステリーとしての謎の解決がスマートでした。 駅や町や学校の描写が、現実にあるかのように細かく(横浜は現実で
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赤羽道夫

サイエンス・フィクションとしての考証が本格的

全ページの前半分を費やして語られる架空の星の解説は、作者の想像力の深さを感じさせるものでした。 後半から始まる戦争のワンシーン。一兵卒の視点でありながら、戦争全体の行方がどうなっていくかが語られ、後半
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赤羽道夫

まず題名がキャッチーです

やっぱり題名は大事ですよね。題名ひとつで読者が増えるかどうかが決まる、といっても嘘ではない。 だから読んでみました。 国の政策で強制的にお見合いをさせられる世界、という波乱のドラマを期待させる設定。し
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赤羽道夫

そうきたかー

星新一の名作ショートショートのオマージュ作品。本家は痛烈な風刺を描いていますが、こちらはコメディに徹して、読み味を変えてきています。 有名童話をモチーフに組み合わせ、すとん、と落とすショートショートら
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赤羽道夫

受賞おめでとうございます。

以前のバージョンで一度読んでいましたが、改めて読んでみて、より完成度が高くなっており、受賞も納得です。よいアドバイスは、作品の質を向上させますよね。 死んでしまってもなお、隅田お婆ちゃんを気遣い、助
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赤羽道夫
感動的なヒューマンドラマと思いきや、なんとも驚きのオチ! さすがです。 すごいです。 序盤のスローな進み方は、伏線だったんだ、なるほど。 楽しませてもらいました。
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赤羽道夫
商業誌に載るプロ作家では書けない、アマチュアらしい勢いのあるハチャメチャな小説でした。 こんな小説が楽しめるのも、アマチュア作家の良さだと思います。そこがいいんですよね。 100人もの女に囲まれて迫ら
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赤羽道夫
方言同士の会話がいいがに。 にしても、沙耶はいまごろなにして、なにを考えてんだろうと、思いました。 そんなに思い入れのないオトコだったんだろうかと、沙耶が悪女に見えてしまいました。
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赤羽道夫
小説は人間の苦悩や人生の生きざまを描くもの。この作品はまさしくそれを描ききっていると思いました。基さんの作品は、だからこそ高い評価を獲得できているのだと。 本作も短いながらも、主人公千里の葛藤や隼人の
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赤羽道夫
さまざまな登場人物が相互に干渉して進んでいくストーリーは、どうなっていくのか先が気になって、わくわくするものがありました。 小説というより演劇のシナリオを読んでいるようで、このまま舞台や映画として見ら
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赤羽道夫
最初、これは小説というより手記だな、と思いました。振り返った過去を告白する文章が続き、これがどうドラマチックに展開するのだろうかと、残りのページ数のカウントを気にしつつ読み進めていくと、終盤で思わぬシ
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赤羽道夫
世界の終わり、の捉え方が人それぞれだな、と思いました。 転校によって会えなくなってしまう前に、遅すぎる行動を起こした主人公。それはあまりに勝ち目のない戦いであり、苦悩だけが残ってしまう。 が、それゆえ
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赤羽道夫
あれよあれよという間に物語は意外な方向へ。★にいだ★さんのストーリーテラーぶりがこの短さでも遺憾なく発揮され、さすがです。 じわじわくるラストの余韻が、また良いですね。
赤羽道夫
「女体鑑賞会」というインパクトのあるタイトルが人目をひきます。 タイトルの付け方のセンスが光ります。 若いころは自由奔放に人生を謳歌していた二人の女が、かつての趣味で遊ぶが年齢を重ねてしまった今では
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赤羽道夫
予想を超えるストーリーで、まさかの連続でした。 隣家の気になるイケメンボーイのトーマを意識して、なんとか近づきたいと思う百花は多感な高校生。不思議な雰囲気をもつトーマに引かれつつも、積極的な行動には
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赤羽道夫
SNSを使った時間差がもどかしい。互いに過去を知るなかで、高められていく怖さがジワジワきます。 作り込まれた構成は、作者の☆にいだ☆さんの確かな技術に裏打ちされた、まさに職人技というべきもの。 楽しま
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赤羽道夫
テーマ上、主人公は死ぬのだな、と思いながら読んでいると、この展開なら間違いなく、この男に殺されると予想していたら、まさか、そういうエンディングを迎えるとはびっくりでした。 鬱病を煩い、精神的に不安定
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赤羽道夫
脱稿、お疲れさまでした。 そして、ランキング1位、おめでとうございます。 様々な人とのつきあいのなかで、本当に大切なのは誰だったのかは、意外とわからないのかもしれません。 現代では、連絡方法さえ知っ
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赤羽道夫
ディノ・ウィルスの研究のために惑星Dやってきた出野が遭遇する真実は──。 ハードSFです。 淡々と語られる状況は、うっかりすると、さらっと流されてしまうほどあっさりとしていますが、そこで明らかにされる
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赤羽道夫
今までの小説という固定概念を打ち破るような文体。 これが新たな小説の形なのか、と深く感銘を覚えました。 それと同時に、個性的なキャラクターの動きが、主人公・比奈のウィンドウを通してしか見えないのに同時
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赤羽道夫
へんなキャラクターが生き生きと動き、読者はツッコミを入れずにはいられない。 さらにネーミングのセンスも素晴らしい。 怒濤のごとく進むセリフのやり取りも、ただただ面白い。 この調子でどこまでも……と、い
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