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満月 兎の助さん [「鬼燈を掲げ」へのレビュー]
2016/10/10
なんという素晴らしい世界観。表現、言葉の艶とでもいいましょうか。
その場面毎の匂いまで伝わってきそうで……文に酔うとはまさにこのこと。

どこまでも気高く美しい酒呑童子の歩みが訥々と描かれて、その世界にどっぷりと浸りました。

ラストの雪見と少女の繋がりも、十重二重に複雑で、また美しい織物のように絡み合うよう。
この二人、どんな宿命のもとに歩んでいくんでしょう。
その後の想像もじわりと沁みて、なお熱い。

素晴らしい作品です。
ぜひ多くの方々にこの世界を味わって頂きたいと思います。
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