神様のひだり手

安産の神様が、天界のおきてをやぶってでも、守りたかったもの。

福川永介

12分 (6,887文字)
第77回イベント『神様』応募作。書いてて地球が恋しくなりました。

36 2,064

あらすじ

安産の見習い神様、イデオ。 イデオは、地球のある夫婦をいつも見守っていた。しかし、そんな中。死神が、その夫婦の命を奪うことを、イデオに通告しに来た。やりきれない思いが募ったイデオは、天界のおきてにそむ

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

【生きている】というのが奇跡

結婚して子どもが生まれて家庭を築く、そういう、普段はなんでもないこととして見過ごしてしまう【生きている】ということ。 いまは、なにが起きてもおかしくない時代。 何気なく過ごしている毎日が、いかに奇跡的
ネタバレあり
1件3件