家族の証

初めて人を殺してしまった男に、究極の『隠しごと』ができてしまう……

福川永介

12分 (6,873文字)
コンテスト『隠しごと』応募作品。(暗めな作風です)

91 5,165

あらすじ

「世の中、腐ってる……」 ひたすら真面目に生きてきた会社員の火宮(ひのみや)。 妻も娘もいる幸せな彼は、 ある夜、ナイフで脅してきた若者を殺してしまう。 しかし、次の日。 その死体は現場から消えて

目次 1エピソード

感想・レビュー 4

人の道とは何かを考えさせられる作品

短いストーリーでしたが様々なことを考えさせられる作品でした。善良な主人公が人を殺してしまう。その中での葛藤がとても良く表現されており胸が苦しくなりました。正義とは何なのか、人の道とは何なのかを考えさせ
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あーなってそーなったからこーなった

始まりはよくある感じの話しかな?と思いましたが、読み進むうちに泣きたいような叫びたいようなもどかしいどうにもならない境遇を感じました。 このお母さんに育てられたからあーなって、だから家族を守ろうとし
ネタバレあり
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戦争がありコロナがあり

様々な命のせめぎ合いが渦巻く世界で 個人が大切にすべき世界とは何なのか? 個人の価値観か? 歴史的視点か?  手の届く 目の前の愛情か? 具体的な小説が目に見えない形で世の中を変えていくのだと考えされ
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公開日 2020/9/28