モールス

愛しい荷物を抱えて歩く

青のキカ

14分 (8,000文字)

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あらすじ

 ひっつき虫のように背中に張りつき、知らない歌を口ずさむ。俺にとって子どもは未知で、そして恐怖だった。 ▼あらすじ  三十二歳独身の壮平は妹・絵莉子の頼みで一週間甥っ子の面倒を見ることになる。五歳の

感想・レビュー 2

最後まで。

作者様にあまり無いイメージのジャンル、新作は現ファンという事で読む前からワクワクでした。 5歳の甥っ子を預かる男が、迷い込んだショッピングモールの迷宮。不思議体験の連続ののち、終盤でその理由が明らか
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現代ファンタジーと言うなかれ

一気にファンタジー世界へ誘う冒頭が、いったい何が起きているのかと読者の好奇心を鷲掴みにする。 そして事の始まりが語られ始めると、もう読む手が止まらない。 やがて読者は主人公の回顧の旅に足を踏み入れてい
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