時野みゆ

先輩コンビと作者のメカ愛

読了しました。 最初はばらばらだった新米の操縦士と機関士が、戦いの中で心をひとつにして成長いく様子が眼に浮かぶようでした。 そしてもうひとつの見所は、いつの間にか立派な「先輩」になっていたナラン・モミ
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時野みゆ

絶望と、かすかな希望

「都市の高層ビル街の空を飛び交う、空飛ぶ傘=スカイアンブレラ。 ある時、人は、それを目撃することが出来る」 このフレーズが好きです。多くの傘が空を飛ぶという不思議で、美しさをたたえた光景のイメージ。
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時野みゆ

心温まる物語

みやちゃんのノンフィクションということで、ワクワクしながら読みました。 豪快で優しい親友のダリちゃん、そして憧れの先生。 バレンタインデー、チョコの代わりにダリちゃんに持っていけと渡されたのは、なんと
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時野みゆ

詩のように美しいリフレイン

午前3時。 誰もいないコインランドリー。 フレーズが詩のように美しくリフレインして、読者を不思議で怖い物語へと引き込みます。 乾燥機のドラムから出てきた美女は妖(あやかし)なのか。それとも孤独な青年
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時野みゆ

リアリティあふれる世界観

主役級のキャラはもちろん、脇役キャラに至るまで、きちんと細部まで丁寧に設定がなされていることに感銘しました。 キャラだけでなく、舞台となる国の衣装や食べ物にまでリアリティあふれる世界観、見習いたいです
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時野みゆ

幻想的かつ圧倒的な光景

スカイアンブレラという不思議な言葉。 高層ビルを飛び交う傘の大群のイメージは、幻想的かつ圧倒的。 それを眼にすることができるのは、心に哀しみを抱えた者。 戻らぬ過去にひとつの区切りをつけ、前に進もうと
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時野みゆ

どんでん返しの連続! 儚くも切ないミステリー

大富豪の子供、次いで夫。一方では探偵の娘。次々と起こる謎の誘拐事件。 その真相は……。 人の心の哀しみと闇、それからわずかな希望。 フラジャイルというタイトルが示す通り、儚くも切ないミステリーでした。
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時野みゆ

切ない物語

とても切ない物語でした。 海辺の廃屋に住む元探偵。美しく薄幸な人妻。 彼女の夫の浮気調査の依頼から始まった物語は、やがて意外な方向へと展開していき……。 タマリンド水やチキンブリトーといった異国情緒豊
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時野みゆ
大爆笑させていただきました! 確かに知らないものには憧れ、美化してしまいますね。 途中で「R18にひっかかりそう~」と心配しましたが(笑)、妄想から覚めたヒロインの手に重なる鈴城くんの手のぬくもり……
ネタバレあり
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時野みゆ
大晦日の小さな喫茶店。 終わってしまった、でも忘れられない恋を胸に、毎年店を訪れるヒロインとマスターのささやかな会話。 しかしマスターはヒロインに店を閉めると告げる……。 想いを、未練を断ち切って、
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時野みゆ
まずタイトルがカッコよくて印象的です。 最初は勝気な女の子とシャイな女の子の友情物語かな、と思って読んでいましたが、ラストでは見事などんでん返し! 意表をつかれました~。 本編その後のシーンも可愛らし
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時野みゆ
暴君と呼ばれた皇帝ネロことルキウスは、実は女性であった。 そんな大胆な設定にまず驚かされました。 端正にして読みやすい文章。予備知識がなくても、丁寧な描写で読者は古代ローマの世界に引き込まれていきま
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時野みゆ
 ドキドキハラハラ、少年少女の冒険譚、面白かったです!  鉄甲騎サクラブライをまとう巨人の少女モミジ。その鉄甲騎に火を入れて動かすことができる唯一の操縦士・少年ナラン。  しかし砦と街を守った二人
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時野みゆ
同窓会を軸にして交錯する恋模様。 3つめはちょっと変わった(?)恋人たちのお話。 そして4つめは共に未来へと向かっていく二人の物語。ラスト一文が素敵です。 それぞれに個性と味わいがあって面白かったです
時野みゆ
大の猫好きなのでついページをめくってしまいました(笑) 主人公の閉塞感にとても共感できました。 今の社会で生きていくことに疲れを感じている人は多いでしょう。 その彼が一匹の捨て猫と出会ったことで世界観
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時野みゆ
最初は猟奇殺人の捜査をする保安官のミステリー小説と思って読み始めました。 しかし途中から物語は大きく変貌していきます。 交錯する人間関係。不条理。謎。幻想。狂気。そして殺戮。 「ヘンリー」とは誰なのか
ネタバレあり
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時野みゆ
「海と人魚と海賊の話」シリーズも、この「海賊の話」で最終話。 潮の匂いのするような物語たちを楽しませていただきました。 シリーズの最後を飾るのは海賊譚。 ヴァイオラ船長が率いるエンプレス号とカーン船
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時野みゆ
物語は桜の花びらの舞う中、古武術のシーンから始まります。 豹のように獲物を狙う探偵の名は――紗川清明。 大いなる事件の始まりを予感させます。 探偵が受けた依頼は、劇団菜摘のオペラのヒロイン・常陸真奈
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時野みゆ
うみさんの「あっち」シリーズ、とても面白いです! 同窓会で再会した好きだった人。でも彼は「あっち」自分の側「こっち」ではなくて。 「違う道を選んだけれど 今もあなたを呼んでいる」 「花篝り(はなかが
時野みゆ
「密集」をキーワードにした、白昼夢のようなシュールで不思議な物語。 何気ない日常の中にひそむ非日常な世界。 「さあ、南に行こう」というフレーズが自由な旅を連想させました。
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時野みゆ
最初は異世界ファンタージかと思いました。 でもそこは彼の夢の中の世界。そして逝ってしまった少女の願い。 人は生き続けて前に進むために、時に大切なものを置いていかなければならない。 読み終わってタイトル
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時野みゆ
本日読了しました! サークルで見かけて何気なく読み始めたらのですが、文章が読みやすく、テンポも良いのでページをめくる手が進みました。 いじめを受けて自殺した少年の呪い。それがやっと解かれたと安堵した矢
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時野みゆ
どこか淡い、切ない物語でした。 舞台は古書塔と呼ばれる古びた本屋。(たぶん)まだ恋人未満のクラスメートの二人。 古書塔という名称が素敵です。 電子書籍が紙の本を凌駕するさまは読んでいて辛かったです(私
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時野みゆ
 まずは独特の世界観に惹かれました。  日本でありながら、古き良きアメリカ映画のような雰囲気。廃屋同然の倉庫で暮らす元探偵は波の音で眼を覚ます日々。  そんな彼のもとにかつての因縁ある事件が持ち込まれ
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時野みゆ
「年をとりすぎた男」読了しました。  真面目に生きてきた男が最後に若者に贈ったプレゼントが、巡り巡って若い二人の幸せを呼ぶ……本当に大人の童話ですね。  ただひとつ気になったのは、高級な外車やブラン
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時野みゆ
短いお話ですが、猫好きの私には切なさがこみあげ号泣ものでした。 家で飼っていた猫たちは室内飼いだったので、最後の旅には出られませんでした。 作中の猫ちゃんも生まれ変わり、素敵な飼い主さんと出会って、ま
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時野みゆ
本日読了いたしました。 「気軽に読める推理小説」というコメント通り、文章も読みやすく、ライトなミステリーでした。 川越というご当地も独特の雰囲気があり、物語を彩ります。 そしてキャラの造詣が秀逸。
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時野みゆ
遅読のため、すっかり時間がかかってしまいましたが、読了しました。 繊細で、優しく、甘酸っぱい物語でした。 サクラ学園のような学校が本当にあったらいいな、と多くの読者が思ったことでしょう。 そして謎だ
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時野みゆ
遅読のため、時間がかかってしまいましたが、読了しました。 とても優しく切ない物語。 二人は結ばれなかったけれど、それぞれの道を進んでいく……。 題名と最後の台詞が見事にリンクしていましたね! 巻末のイ
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時野みゆ
カメのごとく遅読のため、すっかり時間がかかってしまいましたが、読了しました。 なめらかでよどみない文章、丁寧な人物描写、そして不可思議な謎。 錯綜した人間関係。転生してもなお、繰り返される悲劇。 とも
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