しゃぼん玉

兄弟の、とある一日

汐月 詩

9分 (5,080文字)

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あらすじ

俺たちは揃って空を見上げた。空の、もっと上の方にいる、祖母を見上げた。 火葬の流れについてですが、自身の経験と調べたことを元に書いています。 方言がわからない部分があれば、教えてください。

目次 1エピソード

感想・レビュー 9

汚れなき純粋を心に

人の死は、残された人の心を強く揺さぶる。喪失感、焦燥感、感謝の気持ちなど、色々。 この物語では、幼い少年の純粋な愛が、大人や思春期の主人公の心を強く揺さぶったのでした。 少年もまた祖母への愛は今も
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兄弟と祖母を隔てる空、つなぐしゃぼん玉

たまたま同名のショートショートを書いたので読んでみたのですが、不覚にも泣いてしまいました。 ネタバレ注意 冒頭のおばちゃんとのやりとり、火葬場という状況を伏せたまま、兄弟の性格や年齢をさりげなく紹
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美しい

拝読しました。 亡くなった祖母の火葬のため、火葬場に来た幼い弟とその子守りをする中学生の兄のお話です。 まだ小学1年生の弟は火葬の意味も、祖母が亡くなったことも分からず周囲を沸かせたり驚かせたり。そん
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