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真夜中のラジオ文芸部×執筆応援キャンペーン 「スパダリ/溺愛/ハートフルなBL」

大賞

該当なし

準大賞

かけがえのない相手への片思い、そして失恋。切ない気持ちで始まる物語は、主人公が「Lume」=「灯り」という名の料理店と、その店主に出会うことで少しずつ明るい方向へ向かっていきます。灯りという名前の通りに、店の雰囲気も、店主も、集まる客たちも皆温かく、読んでいるこちらまでほっとしました。幸せな気分になれる物語です。

入賞

詩人が詠う建国の物語。それはかつて敵国であったふたつの国がひとつになったときのお話で、敵同士でありながらも惹かれあったふたりの王のお話でもある……。 ファンタジーな世界観ですが、堅めの三人称で語られる戦争の物語で読み応えがあります。ふたりの逢瀬のシーンは、どこもとても詩的で美しいです。
主人公たちの話す方言が心地よいです。素直になれないまひるから本音がこぼれるときに方言に戻ってしまうのがとても微笑ましい。作中出てくるごはんがおいしそうで、つられておなかが空きました。
今回はBLがテーマですのでオメガバースの作品も多くみられた中でも、お互いの持つ「性」への葛藤が印象深く描かれた作品だと思いました。特に、αが自分の性に疑問を持っているというのは他には見られなかった設定で新鮮でした。こじれきっていた主人公の心が田舎の穏やかな人々との交流で次第にほぐれていく様子は、心にグッとくるものがありました。
デザイナー志望の主人公が、偶然の出会いから一緒に働けることになった憧れの人。しかし彼は無茶な仕事ぶりで周囲を振り回していて……。強引さに振り回されながらもつい惹かれてしまうだけの魅力がキャラクターにあります。デザインという仕事についてもしっかりと描かれていて、ただ恋愛に傾倒した話でないところにも好感を持ちました。
キャラクターの個性や関係性がとてもわかりやすく、特に天真爛漫な陽太と彼に振り回される常識人の千秋の構図は思わず笑ってしまいます。とにかくコミカルで勢いがありますが、本音を吐露するようなシーンは落ち着いた雰囲気にもなるので、緩急があり読みやすいです。

佳作

「記憶転移」。それは臓器移植を受けた患者にドナーの記憶や人格が一緒に移ってしまう現象のことで、特に心臓を移植したときに起こりやすい。心臓移植を受けこの現象に悩まされた和葉は、幼馴染と共にドナーのことを知っている人物に会いに行くことにした……。ドナーの元恋人である茅野に自分も惹かれてしまう和葉の戸惑いや、ずっと和葉のそばにいた幼馴染の苦悩など、肉厚に描かれた作品です。
毎朝バス停で会う人はいつも同じパンを食べている。カロリーの塊ともいえそうなそのパンを毎日食べているのに華奢なその人のことが気になった主人公は……。お弁当がつなぐラブストーリーです。タイトルから明るいラブラブのストーリーかと想像しましたが、恋の切なさも温かさも含まれた心にしみる物語でした。
目覚めて、目を開けたら何も見えない。それがどのくらい恐ろしいことか想像してみたら、この主人公ほど冷静に動き出せる気がしませんでした。主人公にとっては、自分の目が見えないことも些事でしかなくなるほどに失ったものが大きかったのだなと思うと胸が締め付けられました。家族や人間について描かれたヒューマンドラマとしてのパートに厚みがあって、読み応えがありました。
中学生の倫也は、家庭の事情から年齢を偽ってアルバイトをしていた。学校にもまともに通っていなかったため仲の良かった同級生とも距離が出来てしまう。とあるきっかけからバイト先の同僚であるイオリに年齢がバレてしまうが、彼は倫也に手を差し伸べてくれて……。素直に気持ちを表現できなくなってしまった思春期の同級生のもどかしい気持ちに感情移入しました。そして倫也の自己肯定感の低さが切ないです。それをすくい上げてくれたイオリがとてもかっこいい。最後があまりに切ないので、ぜひ続編を読んでみたいと思いました。
銀行に勤める福島は、妻や思春期の娘とうまくコミュニケーションが取れず、家にいても寂寥感を募らせていた。そんな日々の中で出会ったひとりの絵描き。ふたりはどんどん距離を近づけていって……。歳の差がある同性同士というだけでなく、片方には家庭もある。その葛藤の中でもゆるやかに、けれど確かに惹かれあう二人から目が離せませんでした。
毎朝同じ電車に乗り合わせる男子高校生ふたりの、なかなかかみ合わないもどかしさ満点の物語です。秀才なのにアプローチがズレている総一郎がとてもかわいらしい。このふたりの今後もじっくりと観察させてほしくなりました。
まさか今回のテーマに対してここまでホラー色が濃い作品が出てくるとは思いませんでした。読んでいて思わず背筋がぞくっとし、筆者の確かな筆力を感じます。日常パートはテンポよく進んでいくのでグイグイ読み進められます。面白かったです。
頼まれたら断れない性格の主人公。後輩にははっきりとこう言われたことがある。「あんたを見てると、イライラする」。言葉を額面通りに受け取り傷つく主人公とひねくれた伝え方しかできなかった後輩のすれ違いラブストーリーです。お互い真面目であと一歩が踏み出せない様子は読んでいて切なく、もどかしく、どんどん先へ読み進めてしまいました。物語のまとめ方もしっかりしていて読みやすかったです。
募集概要
良い作品を執筆したい!というあなたの気持ちをエブリスタが応援します! 「真夜中のラジオ文芸部×執筆応援キャンペーン」!! 【コンテストの特徴】 執筆意欲を応援するために、3つの特典をご用意しました! ・優秀15作品以上に、作品へのアドバイス ・大賞作品は、「真夜中のラジオ文芸部」にて一部朗読 ・準大賞作品以上は完結後に、「完結作品特集」へ掲載 あなたの小説を、有名声優に朗読してもらえる大チャンスです! 【こんな方にオススメ!】 書きかけの作品、眠っていませんか?  書きかけの作品も積極的に応援します!  眠っている作品、構想段階の作品でも、どしどしご応募ください! 昔書いた作品、アイディアはいいと思うんだけどなあ……  このコンテストに応募すれば、さらに良い作品にできるかも!?  ぜひ昔の作品にもう一度光を当ててみてください! どんな風に続きを書くか迷ったときは、こちらの記事を参考にしてみてください。 書きたい気持ちに火がつくメディア monokaki(創作ハウツー)
募集テーマ
第12回目のテーマは「スパダリ/溺愛/ハートフルなBL」です。
・社長の恋人は敏腕秘書。身辺の世話も完璧にこなす彼には、一つ悪い癖があって? ・束縛の強い幼馴染。友人にまで威嚇してうんざりしていたある日、軟禁されてしまった! ・毎日お弁当を作ってくれる親友。そこにあるメッセージが隠されていることに気付いて……
など、「スパダリ/溺愛/ハートフルなBL」のいずれかが出てくる小説を募集します。 次から次へとページをめくってしまうような、続きが気になるお話をお待ちしております!
スケジュール
・募集期間: 2019年7月16日(火)12:00:00 ~ 2019年9月15日(日)27: 59: 59 ・最終結果発表: 2019年11月中旬予定
賞
大賞 1作品 ・賞金3万円 ・作品へのアドバイス ・「真夜中のラジオ文芸部」にて、作品の一部朗読※1 ・「真夜中のラジオ文芸部」パーソナリティ3名のサイン色紙プレゼント ・完結後に特集掲載※2 準大賞 1作品 ・賞金2万円 ・作品へのアドバイス ・完結後に特集掲載※2 入賞 5作品 ・賞金1万円 ・作品へのアドバイス 佳作 10作品以上 ・作品へのアドバイス ※1 朗読対象部分の選定、及び編集は、エブリスタ編集部にて行います。 ※2 特集掲載は、受賞から半年以内に完結した作品を対象とさせていただきます(投稿時に完結している作品も含まれます)。完結後、受賞連絡時にお伝えする宛先へご連絡ください。ご連絡を頂けなかった場合は、特集掲載できない場合がございます。 ※大賞、準大賞、入賞または佳作(以下、「受賞」という。)の作品はエブリスタ公式SNS等で配信、紹介等される可能性があります。
応募要項
・文字数は20,000文字以上 ・20,000文字まで読んで選考、作品へのアドバイスをいたします。 ・連載中の作品も応募OK! ・すでに完結している作品 並びに エブリスタ内の公式コンテスト及び他サービス等の投稿コンテストで落選した作品を、募集内容に沿うように再構成してご応募いただくことも可能です。 ※非公開設定している作品は、選考対象外となります。
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