夏月 海桜

いつもとは違う日

そんな日を迎えた主人公。 “今まで”の生活から“新たな一歩”の生活へ。 1日どころか、たった数時間の変化が描かれているというのに、ああそうだよな。変化ってこういうことだよな。……なんて私がしみじみして
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夏月 海桜

幸せの象徴が

幸せの象徴であるツバメ。その巣が壊れてしまった事の心情と、それを見た主人公が過去に思いを馳せていく心情がこんなに巧く表現されている文体の瑞々しさは素敵です。短い話の中に、ツバメの巣が壊れてしまった事で
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夏月 海桜
出だしを読み始めて、物凄い勢いで嫌われる主役に、一体、彼は何をしたのか。どんな悪事を働いたのか。と、慄きながら読み進めました。読んでいるうちに、ふと、あ、これはもしかして、ヤツか?ヤツなのか?とその存
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夏月 海桜
遥かなる古の時代に精神が飛ぶ主人公は、その時代に間違いなく存在した人間の目を借りて、様々な事柄を見聞する。老若男女を問わずに。それはまるで主人公が経験をしているかのような描写で、リアリティー溢れる描写
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夏月 海桜
読了しました。 本作品は、「ただのふたり。」という作品に出てきた野村君のお話「Hello my princess」というお話のヒロイン藤枝咲苗女史のストーリーだ。彼女、咲苗さんは仕事が出来て真面目な
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夏月 海桜
こと。楽器のこと。これを箏と琴が別物だと知っている人はどれだけいるだろう。この作品。作者の琴という楽器に対する愛をみる。知識も教養も深いし、とても丹念に資料を当たられたはずだ。それはまさに愛のなせる技
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夏月 海桜
読了しました。 渤海。かつて有った国の名。滅びた国。その滅びた国に建国された国が有った。その国に一人の男あり。彼は、知略に満ちた人だが、その境遇ゆえに、人を信じる事がなかなか出来ない男でもあった。
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夏月 海桜
読了しました。 個人的には、この時代、好きでも嫌いでも無い。おそらくこの時代に好きな人が居ない為だろう。しかし。今日を持って、この時代を好きになった。足利尊氏も直義もどちらもなんと活き活きと描かれて
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夏月 海桜
読了しました。 本作品は、当初「セミ女」なる女性がいる事がまことしやかに噂されているところから始まる。 それも、ネットやテレビなどのマスコミや口コミではなく、もっと身近な存在として……。これには、結
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短編を書かせたら、この方の右に出る者はいない。真骨頂とはこの作品の為の言葉では無いだろうか。 限られた文字数とページ数の中で、雄大なる歴史ミステリーを紐解いてしまった作品。筆者様の歴史観というべきか
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素晴らしい短編をありがとうございました。 筆者は、文字数の戦いと言い、消化不良と言うが、限られた文字数とページ数の中で、これだけの作品を書ききった事に敬意を表す。お題である「スピリチュアル」は、かな
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夏月 海桜
本編完結おめでとうございます。 本作品は、筆者様が描く平安物語であり、筆者様のオリジナル物語である。主人公・紫苑姫は今をときめく家柄の深窓の姫君。……ではなく、じゃじゃ馬姫。手習いや和歌など大の苦手
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夏月 海桜
完結お疲れ様です。 本作品は、前作【ただのふたり。】のスピンオフ作品である。前作では、主役の2人の恋を見守る友人だった主人公・野村君。彼だけに春が訪れていなかったのだが、本作品では主役になり、彼に春
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夏月 海桜
脇役キャラ。普通は目立たないはずの脇役にも、当たり前だが人生があり、悩みも笑顔も幸せも悲しみもある。本作品は、【不器用な唇】という本編の番外編という形を成している。しかし、本編の主役は元より、気になっ
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夏月 海桜
5ページ。ただそれだけ。そう思う人は、この繊細な表現力に唸るはずである。随分昔から作者様の作品を好む私は、繊細な表現力に常に唸っている。太陽や時計などを人に喩えた表現力。とてもとても真似出来ない。太陽
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夏月 海桜
完結、お疲れ様でした。 本作品は、クリエイターに初心を思い出させる内容である。本作品を読んで、ああ確かに。と納得したり、あ、そういえば!と振り返る事が出来る。 いや、むしろ、振り返る事もせず、我関
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夏月 海桜
本編の主人公・黒川悠一と伸一兄弟の父である黒川俊夫の話である本作品は、一言で言うと愛に溢れた作品だ、と断言出来る。夫婦愛と親子愛。特に魔王と息子達に称される程の父の姿が、実はそう呼ばれる事こそ本望。だ
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夏月 海桜
大人の恋愛。それは、躰の関係がつきもの、だったり、ドロドロした人間関係がつきもの、だと思っていた。別にそれを否定するつもりは無い。純愛は、ただただ純粋に相手を思うだけの心。そう思っていた。それも間違い
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夏月 海桜
ただのふたり。このタイトルが全てを物語る作品。タイトル通り、2人の人間――1組の男女の何気ない日常と恋愛を織り込んだ話。2人の男女は、従兄妹同士。ただの恋人同士よりも近い縁と深い愛情。その2人の仕事や
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夏月 海桜
月をモチーフにした、本作品は、短編ながら、人間の愛が独特の表現で描かれている。繰り返される音が鍵になっているのだろうか?と考えながら、読み進めて行くと、音や擬音が日常の物語なのだ、と理解出来た。夫婦愛
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夏月 海桜
読了しました。本作について、一言で述べるならば、大人が読むに価する青春小説と言える。作者様は、古代や現代など多種多様な恋愛小説を手掛ける多才なクリエイターであるが、本作は青春と友情と恋を描いた等身大の
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夏月 海桜
著者様がご自分で仰有っているように、初めて執筆したフィクション作品である本作は、ファンタジーを愛する者が書く作品だと思う。ハイファンタジーでは、その世界観の描写も必要だが、そういった意味ではうまく纏ま
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夏月 海桜
歴史小説という、敷居が高く思うジャンルに、真正面から挑み、それでいて解りやすい話がここに存在する。時は戦国。織田信長その人と妹君お市の方の物語。学校で習う歴史の授業に必ず出て来る織田信長。その生と最期
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夏月 海桜
本作品は、著者の古典文学への愛を現す真骨頂である。 この一言しかない。そう断言してしまうくらい、生き生きと描かれている。平安時代を目にした事は無い。物語や随筆や絵巻などで、その時代を追随するくらいのも
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夏月 海桜
著者は、基本的に作品は創らないのだという。しかし、前作(著者のデビュー作)といい、本作品といい、とてもそうは思えない。いや、創らないというのなら、著者の意向を尊重するが、もったいない。と思うのだ。一つ
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夏月 海桜
正直、ホラーは恐いので、苦手で嫌いなのだが、本作品は怖いながらも生とは何か。死とは何か。友情とは何か。人を想うとは何か。ということを考えさせられる作品。人間とは、時に弱くずる賢いが、時に強く知恵を沢山
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夏月 海桜
あまり恋愛小説を読まない身だからだろうか。主人公に少々衝撃を受けると共に、一体彼女に何があったのだろう?と強烈に興味を持った。自分は誰にも感情を揺さぶられない。そう決めた彼女。それは裏を返せば、己の感
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夏月 海桜
高校と短大時代、女子校で過ごしたせいか、このくらいの年齢の男子とはあまり会話した事が無かった為、なんだか2人の会話が勉強になった。当人達にとって、大切な事であるのは解るが、男女の区別なく、この頃という
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夏月 海桜
前作を拝読している身ゆえに、続編は嬉しいものだ。だが、本作品だけでも楽しめる作品。前作では、相手の唇に惹かれた女性の視点からで、こんな恋の始まりもあるのかも、と思える作品で終わったが、今回はその相手の
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夏月 海桜
国歌に合う話を私は知らない。が、本作はまさに国歌き見合う話。時代小説にする事で見事に話を作り上げた手腕に感心する。古典文学を良く知る著者だからこそ、の作品か。それも男女の情愛をさりげなく絡ませてくる所
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