吉野衣織

バイタリティあふれる旅路に興奮しました!

プライベート鎖国政策をとり続けている人間には、押し寄せる文明開化の波に口をあんぐりと開きながら世界のスピードや著書様のバイタリティに呑まれるばかりでした。 そして数多くのすんばらしい写真! 何度眺め
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吉野衣織

人間的でないのに魅力的な登場人物たち

ホラー好きには是非とも味わって欲しいこの新感覚。 普通なら「きっとこの道徳的な人が助かるんだろうな」なんてことを思いながら読むところですが、核たる人物たちにそんな「善」がない! というところが新しく
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吉野衣織

抒情的な川路の旅に見る人の在りよう

小説とはまた違う読後感に浸りながら、 拙文を綴っています。 メコン川を「スローボート」で行く旅のお話です。 このお話、旅路はもちろん魅力的なのですが、そうたらしめているのは作者様の洞察力に溢れた眼差
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吉野衣織

痛烈な社会への警告

……のように思いました。 彼女の怒りを解体して、「場」は正常化されて、 淀みない時の流れに組み込まれるのでしょう。 仕事人が見せた「情」に救いを感じつつも、 意思疎通を図ることの出来ない次元に生き
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吉野衣織

ほろ苦い余韻が広がる相聞の美しさ

愛しい相手を見つめるまなざし、 想いをのせた情景描写の美しさに、 まず心を奪われました。 詩的な抒情あふれる調べで紡がれた短いお話です。 逝く方も、残される方も、取り残す複雑な想いの数々があり。 時
ネタバレあり
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吉野衣織

独占欲!

独占したいサンドラ、 独占されたいサンドラ、 名前を書くことが重要であると知ってるからこその行動ですね! 思わず、今はサンドラって書くかな、 それともまだアーニャんの、かなと思ってしまいました(笑)
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吉野衣織

突き進む我が道!

のっけから怒濤の勢いで捲し立てられた台詞に面食らい、84才の生命力に目を瞠りました。 狡猾なまでの脱走劇も、それだけの時代を背負ってこられたからこそ養われた本能かと思えば、敬服も覚えます。 まわり
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吉野衣織

日常という愛おしさ

これを、心動かされずに読める方がいるでしょうか。 なんてことない日常を、こんなにも丁寧に生きるということに、「有り難さ」と同時に、「羨望」も覚えます。 自分ならどうする? そう重ねて考えることが苦
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吉野衣織

闇を切り開く「カッコいい」人々に、惚れます。

読了してまず思うこと。 烏、カッコいい……! 最後まで裏切らないこの漢、この茫漠たる安心感! おばちゃんも思わず乙女に戻ってきゅんきゅんしてしまいました。ついて行きたいキャラクターです。 怨念と
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吉野衣織

そうか、お名前を書くってこんなにも大事!

またまた笑わせてくださってありがとうございます……! そうですね、人のものなら手を出しにくかったでしょうねえ。名前書いてないからあんなことになったのかw そして名前を書きまくるサンドラ! 実家の伯
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吉野衣織

中華とときめきと笑いを愛する方は読むべし!

ストーリーを一言で言うなら、美味しくてかわいい、でしょうか。 ダイエット中の方は夜中ではなくお昼時に出直しましょう。文章力に引きずられて夜中の中華という暴挙にでる嵌めになりますよ。 途中から笑いっ
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吉野衣織

「情報社会」を俯瞰した壮大な物語。

ひとりの女性の死が抱えていた、世界を巻き込む「人類の可能性」の物語です。 とても理知的な文体ですがわかりやすく、こんな難しいこと楽しく読めるなんて自分、頭良くなったんじゃないかと錯覚しそうになりまし
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吉野衣織

年代ごとの体感速度に思いを馳せました。

5分、その捉え方について、何よりも年代による違いを思った作品です。 すっかり忘れていた感覚を、懐かしく思い出しました。 描写についても、気温や空気や光を感じられる、文句なしの手腕です。 母親が最後
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吉野衣織

腹筋チャレンジ!

リクバルドが……陸が平らげられてる!(大笑) ゴロゴロしてるイリューザーがなんか可愛いです♡ 彼があのままだったら、こんな日は確実にあったと思います(^人^) 次のネタも、お待ちしています!
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吉野衣織

イリューザーへの愛情

拙作セルシアシリーズに登場するキャラクターを、こんなにも活き活きと描いて下さり、有難うございます(^人^) めっちゃウケました(笑) 先の展開も読まれてるwww いずれのキャラクターも雰囲気的な特
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吉野衣織

言葉にし難い「親」への思い

この短い作品に溢れている多くは、戸惑いです。 「お父さんのお父さんてどんな人だったの?」 娘からの何気ない質問に、一言では形容し難い「親」という存在に対する考察が始まります。大人になり、親となった今
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吉野衣織

読みやすい文章と魅力的なキャラ、そして驚きの連続

ミステリーで感想書くと、ネタバレ必至になってしまうので、もう簡潔に申し上げます。 まず文章が綺麗です。日本語としてのリズムがあってとても読みやすい作品でした。 キャラたちに感情移入しやすく、用意され
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吉野衣織

人が「歩いて行く」ということは

この作品、エンターテイメントとして面白がるタイプの内容ではありません。けれど、心のありよう、葛藤の側面において、厳しくありながら突き放さない文章に魅力を感じて、私は日を置いてはまた読みたくなります。
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吉野衣織

意表を突かれました。

さらっと読ませる安定の筆力だからこそ。 「マジすか」となりました。 雅也氏が善良と信じて止まない彼女の姿があったからこそ、なんて悪女だ恐ろしい! と。 そして映画で植え付けられた諜報機関に対する華々
ネタバレあり
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吉野衣織

涙腺持っていかれました……

経緯も関係も、とても複雑な父娘が辿り着いた「今」に、涙なしには読めませんでした。 雪の使われ方がとても効果的で、美しい情景描写と心理的な温度がどこかリンクしているようにも感じました。 お父さん、嫁
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吉野衣織

静かに圧倒される世界観

異形の子供が生まれたことから始まる物語。 (既に投稿されている感想に共感するところが多く、そこは省きます)。 主人公の周りを囲む人間の繊細な心理描写に、歴史的に本当にあった陰の部分にも触れつつ、最後
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吉野衣織

どこかで誰しもに寄り添える物語

職を失った女性が、きっかけを得てまったく新しい職に飛び込んでいく──そしてそこから広がる人と人との物語。 20代の女性には職業についての考え方や仕事の捌き方について、共感する部分が多いのではないでし
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吉野衣織

人生ひとつを駆け抜けた恩返し

助けた猫からもらった恩返しは、幸せな人生を全うする夢。 出会ってから二人の関係が深まっていく過程が、初々しくも穏やかに綴られていて、応援したい気持ちになることで引き込まれました。 猫の生死に触れな
ネタバレあり
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吉野衣織

想像力の更なる飛翔を促進してくれる作品

これは「あなた」の物語。 そう語りかけられることで落とされる、様々な世界への誘いの魔法がここにあります。 一話ずつ、丁寧に完結された世界はいずれも美しく、自らが引き込まれ、置かれた世界の無限で悠久
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吉野衣織

新事実がいっぱい

「悪魔と委員長」の裏社会版! 衝撃が多すぎてうろたえました。 これ、個々のお話が出来ますよ…… 温めていらっしゃるに違いない。
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吉野衣織

純粋な優しさに、胸を締め付けられます。

子供の心の葛藤が窺える前半、そして母への想いが見えた瞬間に、涙腺をやられました。 母親にとっては、内省を含めても何より嬉しい眼差しでしょう。 自分をおいて相手をおもいやる心が成長していること、そして
ネタバレあり
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吉野衣織

言葉の感性の鋭敏さを感じた作品

4000字の中に無駄がひとつもなく、綴られている言葉すべて、選ばれた印象があります。けれど計算尽くの硬質さではなく、やわらかい。 ひとつの恋の物語が本質を捉えて昇華されているところも、鋭利でありなが
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吉野衣織

気持ちがほこほこにあったかくなるお話です。

女の子が素敵に成長するために「落とした物」が、拾った人に幸せをもたらすお話です。 ひとつひとつのエピソードは短く完結しているオムニバス形式ですが、全編を通すとやわらかく包まれるような人の縁も感じます
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吉野衣織

社会の有り様を真正面から問い質す強さ

丁寧に練り上げられた、重厚な文章で綴られた刑事モノです。 刑事の相対にいるのは「マイノリティ」。様々な少数派はいるでしょうが、この作品で扱っているのは社会的に理不尽を押し付けられ、そういった「個」で
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吉野衣織

出来ればシリーズ化希望です。

とても読みやすい文章で綴られたミステリー。 登場人物も魅力的で、このコンビだからこその味わいがあります。脇役もしっかりと物語の進行を担っているのですが、さりげない。 無駄なものがなく、必要なもの
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