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未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン「いびつ/奇妙/不思議な恋」

大賞

本意と行動とのギャップ、雰囲気のある文体などが魅力的な作品だと感じました。二項対立になっている章タイトルなども工夫されており、きちんと読者を意識して構成されている印象です。キャラクター造形も、シリーズ1作目の段階で方針が固まっていることもあり、安心して読み進めることができました。それぞれの登場人物にファンがつきそうだと感じました。行動原理や目的がはっきりしているので、読者からも応援しやすいのだと思います。恋愛ジャンルの作品として、読みやすく面白い作品でした。今後の活躍にも期待しています。

準大賞

タイトルをはじめとする言葉選びのセンスがとても良いと感じました。また、「ファンタジー要素を含んだBL作品」というと一見間口を狭めがちなのですが、フラットな文体も含めて、幅広い読者にも好かれそうな作品だと思いました。 一方で、同性愛者の思考として描かれている「倫理観」「勘違い」「心配」が、やや古めかしい印象も受けました。家族を持つこと、子どもを持つこと、世間からの印象も、少し前まではそのことに罪悪感を持つキャラクターというのが多かったのですが、ここ数年はLGBTQをとりまく環境が大きく変化してきた印象があります。主人公を否定するものではなく、「同性愛者は〇〇なので~」という大きなくくりでの表記は避けたほうが良いかもしれません。

入賞

ややエロティックで大人向けな雰囲気がある一方、キャラクターたちが個性的で少女漫画のような雰囲気もあり、女性読者から人気が集まりそうな作品だなと感じました。表紙ページの説明文(キャッチ)もセンセーショナルで覚えやすく、目を惹きます。言葉選びも、簡潔ですがわかりやすく読みやすかったです。部分的にではありますが、セリフの応酬だけが続いてしまってもったいないなと感じる部分がありました。推敲をしながら、1pあたりのセリフ・モノローグのバランスを整理してみてください。
言葉の選び方が整っていて、読みやすい作品だなと思いました。音読したときにもスッと意味が入ってくるので、読みながら頭の中でシーンが再現されやすいのも魅力です。一方で気になったのが、1回あたりのセリフ量が多くやや説明的な点です。かと思えば別のページでは、地の文の説明だけで進んでしまう部分もあり、情報量が多いと少しもったりしてしまう印象も。口から音として出ているが地の文に落とし込めるものや、説明したいことをキャラ同士の会話で解決させられるものもありますので、1p中にどちらかに偏らないように使い分けてみると、もっと読みやすくなると思いました。
不思議な雰囲気にするすると飲み込まれて読み進めてしまいました。短いながらも必要な要素が詰まっており、面白く読み進めることができました。ただ、最後の3行が、オチていることがややわかりにくいかも……?(ただ呆然と「するしかなかった……。」、とするだけでも印象が違います。また、その直前に1行アキをつくるのも手法のひとつです。)具体的な固有名詞によるカースト表現も面白かったのですが、もし商業的に広げる場合には修正が入ってしまうかも。(イオンモール、アンドロイド⇔iPhone、まい泉、など。ただこの単語だけでカースト意識が明確にわかるという単語チョイス能力は高く評価します。)全体的に高いレベルにあると思います。いろいろな題材で作品を読んでみたいと思いました。

佳作

説明文にも「痛快学園ラブコメディ!」との紹介があるように、キャラクター造形が面白く、楽しく読み進められるコメディ作品でした。ページ数が多いように見えるのですが、改行・改ページが多いだけなので、現在の表示形式に合わせながら推敲すると、より読みやすくなると思います。主人公・大悟をはじめ、各キャラクターを応援するような気持ちで読み進めていました。より応援しやすさを高めるために、もう少しだけ、キャラクターの心情を表す語彙表現を増やせるとより面白くなると思います。

タイムトラベラー・キス

恋愛 完結 過激表現
2時間43分 (97,403文字)
ファンタジーな設定と、女子高生っぽいドタバタ感が面白い作品でした。主人公の性格にはやや賛否があるかもしれませんが(特に17歳サイド)、個性的なキャラクター造形にはなっています。同じ時刻にキスをすると入れ替わるというのも、ありがちではありますがうまくお話を形作る仕掛けになっています。ややもったいないなと思ったのが、ラストの締め方。入れ替わったことで気づけたことがもっと多くあるように思うので、入れ替わり後のエピソードをもう少し膨らませて、最後に読者にどういった感情を持たせたいのかを定められるとより印象的な作品になると思います。
理屈をしっているとちょっと先の未来ならありそうな、でも感情としては現代でも理解できる、そんなほどよいラインを狙った設定に、思わず膝を打ちました。宇宙を絡めたロマンチックな設定に加え、それぞれの人物のまっすぐさも魅力的です。読んでいて応援したくなるような人物造形が上手だなと思いました。一方で、実は途中からややオチが読めてしまうなぁと思った部分もあり、お話全体の中でどの部分で読者に真実を伝えるかを一考してもよいかも。読み終わったあとにカタルシスを感じられるように、読者の心情を揺さぶるのはこの章で、そのために積み上げるエピソードはこの章で……、と逆算していけると、より印象的な作品になると思います。
エブリスタ投稿者&読者が親近感を覚えやすいテーマ設定だなと思いました。オープンソースの概念と、共同作業としての物語編纂に面白みを感じる読者もいるのではないでしょうか。また、その課程の話だけでなく、それらのモチベーションとなる感情にもきちんと触れているので、表面的なお話から一歩踏み込むことができています。一方で、カタカナの使い方や言葉選びが、ちょっぴり年代を感じさせてしまうかも。想定読者の年齢層に合わせた言葉選びの研究もしてみてはいかがでしょうか。
タイトルの通り「ガラテイア」の神話がモチーフになっており、題材自体は古典的な印象なのですが、スマートフォンという現代的なアイテムを足すなどしていることが良いアクセントになっています。全体の構成や文章力も申し分なく、終始楽しく読ませていただきました。どんな賞への応募でも一定の評価がもらえると思いますが、今回のテーマ「いびつ、奇妙、不思議な恋」への合致度も高いので、選出させていただきました。モチーフのある作品以外もぜひ読んでみたいです。日頃の生活の中で感じる違和感を拾って作品にしてみてください。期待しています。
「夢」と「現実」を行き来する主人公。展開も結末も、心臓がぎゅーっとなるような仕掛けがたくさんあって、中高生をはじめとした幅広い読者に好かれそうな作品だなと感じました。基本的に登場人物がみんな「いいひと」なので、安心して読み進めることができます。相手を思っての発言や行動が多く、読者からも応援したくなるキャラクター造形が上手だなと思いました。全体に関わる部分で指摘するなら、表紙ページの説明文がとてももったいない印象です。この2行だけでは内容を想起できず、「まず読んでみよう」と思いにくい案内になってしまっています。中身を整えることが終わったら、今度はより多くの方に読んでもらえる工夫に意識を向けてみましょう。
導入と設定が面白く、一気に惹き付けられました。一方で、音がテーマとはいえ擬音や記号に頼りすぎかなと思う表現が多く、ちょっと勢い重視で書き進めてしまっている印象も受けました。連載中なので、まずは最後まで書ききってから、文体のバランス調整もしてみてください。地の文(モノローグ)については、その章やそのページのなかでどの情報は盛り込まないといけないのかと一度整理できるといいかと思います。キャラクターたちが総じて「あわあわばたばた」しがちなので、もう少し口調や文体も含めて差別化できたほうが、キャラクター造形として幅が広がると思いました。
「突然のテレパシー能力(ただし条件付き)」というこの設定が、いくらでも膨らませられる可能性を秘めていて、続きやシリーズものの展開を期待できると感じました。キャラクター造形や導入部分は、2000年代ラノベ的な印象を受けますが、エブリスタの読者層からはとっつきやすい内容になっていると思います。もうワンポイント、冒頭数ページくらいで「この作品にしかないフレーズ」のようなものがあると、より印象に残りやすいかもしれません。まだ連載中で序盤なので、このあと二転三転、山場を持ってくることもできそうです。続きが読みたくなる作品でした。連載を楽しみにしています。
ちょっと変わった性癖がテーマではあるのですが、キャラクターの生きてきた時間としての事実と、その感情とをきちんと分けて書くことができているので、不快感なく読みやすい作品だなと感じました。また、キャラクター造形も、思わず応援や感情移入をしたくなる人間的なウィークポイントを早めに読者に晒すことで、親近感を感じやすくできています。今回の「いびつ、奇妙、不思議な恋」というテーマにも合致していて、読者ニーズにも応えられていると思い選出しました。
キャッチーな設定が印象に残りました。その分、導入をもう少しポップに描いても良いかもとも思いました。主人公が厭世的なので、大学生らしいといえばらしいのですが、このタイトルに惹かれてくる中高生も多いかなと感じたので、会話や地の文のテンポ感をあげるととっつきやすさが増すと思います。一方で、スマートフォンを題材にしながらも、テーマ的には「他者との距離感」についてなので、それを表紙ページの説明文などで少し匂わせておいたほうが、初見読者とのギャップが生まれにくいと思いました。最終的に「どういう読者に見つけて、読んでほしいか」を念頭において推敲、調整すると、より「読みやすい」作品になると思います。
状況設定が面白い作品だと思いました。「不思議な声が聴こえる」だけでなく、「声優」「アニメ好き」「放送部」といった情報を足していくことで、中高生くらいの若い読者層にもとっつきやすい作品にまとまっています。今回のテーマ「いびつ、奇妙、不思議な恋」にも合致しており、その部分に山場をつくるための演出にも気を配っているのがわかります。文章量としても読みやすいので、短編として人におすすめしたくなる作品でした。

募集概要

良い作品を執筆したい!というあなたの気持ちをエブリスタが応援します! 「未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン」!! 【イベントの特徴】 執筆意欲を応援するために、3つの特典をご用意しました! ・優秀15作品以上に、作品へのアドバイス ・大賞作品は、エブリスタ編集部との質疑応答 ・入賞作品以上は完結後に、「完結作品特集」へ掲載 【こんな方にオススメ!】 書きかけの作品、眠っていませんか?  書きかけの作品も積極的に応援します!  眠っている作品、構想段階の作品でも、どしどしご応募ください! 昔書いた作品、アイディアはいいと思うんだけどなあ……  このイベントに応募すれば、さらに良い作品にできるかも!?  ぜひ昔の作品にもう一度光を当ててみてください! どんな風に続きを書くか迷ったときは、こちらの記事を参考にしてみてください。 書きたい気持ちに火がつくメディア monokaki(創作ハウツー)

募集テーマ

第四回目のテーマは「いびつ/奇妙/不思議な恋」です。 ★私とあなたは種族が違うの。だから一緒になれないわ。 ★好きだから君の血液が見たいと言った彼。その後どうなった? ★モニター越しの恋。一生会うことはないと思っていたけれど……。 ★前世で契りを交わしたあの人と再会!今世での関係は? など、「いびつな恋」「奇妙な恋」「不思議な恋」のいずれかが出てくる小説を募集します。 次から次へとページをめくってしまうような、続きが気になるお話をお待ちしております!

スケジュール

・募集期間: 2018年11月19日(月)17:00:00 ~ 2019年1月20日(日)23: 59: 59 ・最終結果発表: 2019年3月下旬予定

大賞 1作品 ・賞金3万円 ・作品へのアドバイス ・完結or8万字以上執筆でエブリスタ編集部とメールで質疑応答3往復まで※1 ・完結後に特集掲載※2 準大賞 1作品 ・賞金2万円 ・作品へのアドバイス ・完結後に特集掲載※2 入賞 5作品 ・賞金1万円 ・作品へのアドバイス ・完結後に特集掲載※2 佳作10作品以上 ・作品へのアドバイス ※1受賞者からの質問メール1通に対し、エブリスタ編集部から返信することをもって、1往復とします。1通のメールに含まれる質問数に、制限はございません。質問の受付は、受賞から半年以内とさせていただきます。 ※2特集掲載は、受賞から半年以内に完結した作品を対象とさせていただきます(投稿時に完結している作品も含まれます)。完結後、受賞連絡時にお伝えする宛先へご連絡ください。ご連絡を頂けなかった場合は、特集掲載できない場合がございます。 ※大賞、準大賞、入賞または佳作(以下、「受賞」という。)の作品はエブリスタ公式SNS等で配信、紹介等される可能性があります。

応募要項

・文字数は20,000文字以上 ・20,000文字を読んで選考、作品へのアドバイスをいたします。 ・連載中の作品も応募OK! ・すでに完結している作品 並びにエブリスタ内の公式イベント及び他サービス等の投稿イベントで落選した作品を、募集内容に沿うように再構成してご応募いただくことも可能です。 ※非公開設定している作品は、選考対象外となります。

コンテストの注意事項(必読)