「雨音」 木造二階建て、築三十年のボロアパートの屋根が吹き飛んだのは、一か月前の台風の時だった。 それ以来、我がすみかである201号室の4畳半の中央には、雨のたびに水滴が落ちてくる。 朝、鍋を置いて、201号室を出て、夕方、201号室に帰ると、鍋にたまった水を捨てる。 不便な生活ではあるものの、 ポツン、ポツン、と雨漏りが落ちる音を聞くのは、なかなか風流なものである。 特に、休日部屋にこもって読書をしながら、窓の外のゴーゴーヒューヒューザーザーと鳴る豪雨を眺め、ポツン、ポツンという雨漏りの音を聞くのは。 荒れ狂う豪雨と、自分は隔絶された環境にいることを実感できて。 まるで、小旅行のようで
作中人物設定 男(通称画家 32歳サラリーマン。 一応美大を出ているが、大衆受けする絵などではなく、人の負の面を描くことに喜びを見出す。 ただし、過激なエログロなどは苦手で、ホラーもダメ。 怒っている人間の優越感や、悲しんでいる人間の自己憐憫、怒られている人間の嘲りなどを好む。 その絵は、スキャンダラスな魅力を持っている。 基本サイコパス気質で、絵に描くことでその人間の心情を追体験することを趣味としている まともな絵も描けるし、表面上そういった絵の発表もしている。
小説メモ ブラック企業に勤める男がいる。 男はそこで怒る人間たちをじっと見つめている。 成績は可もなく不可もなく。 男の帰宅後の楽しみは、その日見た怒る人間たちを絵に描くことだ。 その醜い形相を描くとき。 男の心には、真実を描いているという愉悦が浮かぶのだった。 男は絵を描き終わると、すぐに捨ててしまう。 週二回の燃えるゴミの日のうち、男が絵を捨てるのは火曜日だった。 ある日。 会社に労働基準監督省の役人がやってくる。 会社は悪質なブラック企業として厳重処分を受ける。 そして、その原因になったのはネットにアップされた複数枚の絵。 それらは男が捨てたはずの絵だった。 社内は疑心暗鬼の空気が満
ピングドラムの映画を見てきたけど、やっぱり、よくわからなかった。 内容も0.01%くらいしか覚えてなかった。 でも、後編も見に行く。これは決定事項。
キーボードを大きくて新しいのにしてみたのだけど。 すごい叩きやすい。俺の今までの人生なんだったんだと思うくらい。 3000円で2年保証つけて、これは今度からロジクール信者になってしまうかもしれない。
リレートピックスはもうちょっとで終わるけれど 何気に起承転結の全てを自分で書く。はないのがありがたい。 人の優しさでかろうじて持ってる感。ありがたやありがたや ラストの少女漫画転生がどうなるかだけれども 割とテンプレに近い話だから、文字数さえ減らせば参加はしやすいはず? 要・調整
1件
とりあえず、リレートピックスは次回からが本番ということで。うん。 【転】【結】までは最悪自分で書こう。 自分の書きやすいのが、人に書きやすいとは限らない。失敗。 他の人がこのループ設定を、どうやって処理するか興味あったけど、残念。 次回の【起】は募集してみて、人が来なければ、はやりの「なろう異世界転生」ものでいってみよう。
1件2件
小話 「新型コロナを駆逐する画期的なワクチンができました!」 「おお!やったじゃないか」 「ですが、問題があります」 「値段か?材料が手に入らないのか?製法が特殊なのか?」 「いえ、安くて、材料は手に入りやすく、製法も家庭で作れるくらい簡単です」 「じゃあ、何が問題なんだ」 「風邪と花粉症も駆逐してしまうのです」 ドラッグストアには、今日も風邪薬と花粉症の薬が大量に置かれている。
2件
二次創作に引っ掛かりそうなやつをハーメルンに転載して、非公開に。 大丈夫とは思うけど、だいじょうぶかなあ。どうかなあ。と気にしたままになるのは嫌なので。 スターや本棚もったいなあという思いはあるけど。今後の心理的な負担を考えたら仕方ないかな。ビビりだから。
1件
モウコン没ネタ 相談内容「おかあさんにきらわれてしまいした」 このあいだおかあさんにだきついたらたたかれました。 おとうとにおっぱいをあげているときでした。 おかあさんは「ぎゃあ」とさけんでこわいかおでぼくをみました。 おとうとがうまれてからおかあさんはぼくをきらいになったみたいです。 ぼくもおとうとみたいにおかあさんのおっぱいをのみたいです。 ぼくもおとうとみたいにおかあさんにだっこしてほしいです。 どうしたらよいでしょうか。 相談者 Aさん 40代 男性
午前0時、キスしに来てよを読んでるけど少女漫画難しい。 女の子はこういうヒーローがいいのか?ジェットコースターみたいで疲れそうという印象が強い。 もしくは、自分がフィクションと現実の区別がついていないのか。 どうにもああいう浮き沈みが激しいものは苦手な傾向にあると思うと同時にエンターティメントはああいう「葛藤」「変化」「山場」的なものが求められるのも事実。 自分の中で物語のストーリーの変化はつけられてもキャラクターの内面の変化や揺れ動きみたいなのを書くのは苦手なので不得意分野なのだろうな、 なかなか難しい。 少年漫画のラブコメなんかは楽しんで見れるので、なにかしら自分の中でテンプレ化して、ヒー
1件
モウコン没ネタ 暗闇の中。 炎が照らしている。 焚火を囲む蛮族が、私を見下ろしている。 私の命はもう残りわずかだ。 身をよじることもできず、呼吸すらできず、口を開閉させることしかできない。 尻から内臓、頭までを突き刺した一本の鉄の棒から、私の命は流れていく。 蛮族の卑小な罠にはまったのは、私の落ち度でしかない。 仲間たちと過ごしたあの自由な青い世界には、もう帰ることはできない。 私の目の前には、赤い、赤い炎がたゆっている。 じりじりと、炎の熱が私の体を熱していく。 徐々に体のたんぱく質が熱変性を起こし、白く固まっていく。 生き物であった私が、食物へと変わっていくことを感じる。 それでも私
1件
自分が地縛霊になったことに気づいていない主人公。 襲い来る霊能力者に何度も払われるが、未練が解消されないままなのでそのたびにリポップする。 その末、長い間封印され発狂し、たまたまいたずらで封印を解いた若者たちに襲い掛かる。 若者たちの機転により未練が満たされ地縛霊から解放され成仏できそうになるものの、地縛霊時代に返り討ちにした霊能力者たちの霊が、主人公を地獄へと引きずり込む。 晴れ晴れとしたした顔で空を見上げ、主人公の冥福を祈る若者たち。 その足元で、主人公は地獄の深淵へと引きずり込まれていく。 こういう怖い系統の話は思いついても、怖い系統が怖いうえにギミックがけっこう複雑なので書けないとい
1件
短編をふたつ投稿したわけなんだけど 同じタイミングでガチガチの二次創作書いてる人がいて、「ああー、これは完全にアウトだなあ」 などと思いながら、自分も宮沢賢治の二次創作とか書いて投稿してるわけで 本来なら移転する必要があるんだけどスターと本棚もったいねえ! というか自分くらいのPV数なら見逃してもらえるんじゃないかという甘い見通しがあったり
2件
『ワンテンポ遅い優等生』 友人の美少女ちゃんとの会話。 「不良君ってかっこいいよね」 「え!?」 私は思わず驚きの声をあげた。 「実は前に不良君が雨の日に、捨て猫に傘をさしてあげてるのを見たんだ」 私は思い返す。 それって、優等生君が動物病院や役所に連絡して飼い主を探してたやつだよね。 「体育祭のリレーでも最後ぶっちぎりだったし」 実行委員会だからって、優等生君がリレーを押し付けられた鈍足君と一緒に放課後ずっと練習してたやつだ。 バトンパスがきれいだったな。練習をさぼってた不良君以外の。 「私が他の学校の不良にさらわれた時助けに来てくれたし」 元々不良君を誘い出すために、美少女ちゃんはさらわ
2件
前回没にした白雪姫ベースのラブコメが脳内でいじった結果書けそうだったので書いてみた。 設定はかなり変わったし、全部で1万文字位になったんで結構個人的には苦労したけど、ベストは尽くした。 同時に発展させるならやりようは色々あるだろうなと考えさせ垂れる作品でもあった。
1件
「鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは、だ・あ・れ?」 「世界は分かんないけど、うちの学校だと隣のクラスの白雪さんがダントツでかわいいよな」 「おのれ白雪」 女子高生毒島りんごとクラスメイト鏡マコトによる質疑応答ラブコメディー開幕! っていう場面が頭に浮かんだけど、それ以上妄想が発展することはなく没になったのでした。 よくあるよくあるw
1件7件
下手糞でも書いて投稿しないとだめだなと感じる今日この頃。 というか、長くなりそうになった途端に書く気力が萎えるのをどうにかしたい
1件
スター特典読まれねえなあ。と思ってちょっと見に行ったら非公開のままだった件 こら!こら!俺え!
2件
アイコンに冗談で鎌を持たせたらリアルに鎌を振り回した人がいたらしく急きょアイコンを変更することに…… クリスマスに鎌を振り回した女性は自分ではないです! 被害者がでてるしシャレにならない
唐突に異世界もの書くぜってなったものの 起承転結の起の起の状況説明で5000字いくんだけど間違ってる? 短編一本分くらいで話がほとんど動いてないの不安しかないんだけど ほぼほぼ状況説明しかしてないんですけど 予定表を見るとまだ説明が続くことになってるけどダメだこれ。 間になんかオチがつく話を入れないと自分が酸欠になってしまう。 説明を踏まえた短編的な何かを入れないと。いや、そもそもテーマの見直しが必要なのか。 ケツは決まってるし書くことも決まってるけどこれってこの作品ですることなのか? キラキラ王子様とモブ娘を第3者目線で眺めてニヨニヨする話がメインで、そこに使ってない短編のネタ2つ位ぶっこん
相互感想トピ立ててみようかと思って文面の下書きまでしておきながら やっぱ相互って違うよなと思って保留にする こないだ書いたやつを正月に書き直す際の参考にしようかと思ったけど問題点は自分で分かってんだから人に何言われても結局自分の思うとおりにしかやらないという それなら他のを書いてみるのも手かと思ったり思わなかったり
一応一つ作品が書き終わったわけだけどどうしよ ちょいちょいマイナーチェンジするか それとも一回出しちゃってからマイナーチェンジするか 明日決めるか
条件合いそうなトピがあったので、明日投稿予定だったボクネン国を完結させて宣伝。 新着にも乗らなかったので、あれだ。ガチで読まれないやつだこれ。 裸の王様はどうしよ。 これ多分閲覧0を突っ走るけど、宣伝とかしづらい内容だしなあ。 逆にレーティング入れなくてよかったまである。
休みが続いたので久々に小説を書く。 前書いてたやつは、用意してた割に途中で断念したので、軽いものを5000字位で、と考えていたところ。 気付いたら1万字超えてた件。理由は不明。 そして、休日昼間とか閲覧者クソ少ないときに投稿するという。分割分は明日の朝に予約投稿するまらいいんだけど
1件
これは創作あるあるだとおもうのですが 昨日即興モウコン参加して、思った以上にスターとかもらえてうれしかったのですが。 ふと、作品一覧を見た時に。 何度も休日潰して書きあげて、執筆応援で佳作をもらった3万字の作品より 仕事終わりにさらっと書いた341字の即興モウコンの方が読者さんの反応が良いということに気付いてしまいまして。(といっても、味志さんのアドバイスあってこそですけど) そこに不満はないわけですけど、労力と結果って本当に結びつかないんだなと実感しました。 とは言っても、じゃあ、今後は読者受け狙っていくかというと「おらあ、好きなもん書くだよ」て感じなので、その実感は今後役に立つことはな
2件
ということで、滑り込みました。
2件
10年前/10年後のキミへ 過去が未来を後押しする このまま思いつかないなら没ネタ3を使うかな。2よりも確率は高いか。 没ネタ4 10年前のキミへ言ったら信じてくれないだろうこと、届かないことを知っていて、それでもスマホへと書き込む。 「ドラえもんは実用化されていない」 「子供も携帯電話を持ってる」 「しんちゃんの声が変わった」 「サザエさんは続いてる」 「就職した」 「転職した」 「キミと結婚した」 「離婚した」 10年後のキミへ言ったらしんじてくれないだろうこと 「まだ、キミを愛してる」 僕の目の前で、スマホの画面を僕に見せながら、アキエが訪ねてくる。 「キミって、前の奥さんだ
2件4件
エブ祭りモウコン「10年前/10年後のキミへ」1000字以内 一作品くらいは爪痕を残したいものです。 没ネタ1 10年後の君へ「生きてる?」 10年前の君へ「死んでる」 10年後の君も今と変わらないらしい。 ボツ理由、短すぎて面白くない。 没ネタ2 「キミ、きみ、君……、黄身?」 冷蔵庫を見る。 そう言えば、メレンゲを作るために卵を白身と君に分けたのが10年前。 白身はメレンゲにして、黄身の方は……。 もう一度、冷蔵庫を見る。 そう言えば、冷蔵庫の隅に白いタッパーがあったっけ。 蓋をしたままずっと置いていた、あれの中身は……。 僕はすべて忘れることにした。 10年後の君へ、あのタッ
1件
給付金はいってた。ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ 仕事減ってないから少し後ろめたいけど、これで夏仕事用の各種装備が買えるからたすかったー
2件