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お盆期間のレビュー企画から来ました。

拝読いたしました。 神話のような世界観に、現実社会の問題や矛盾をそのまま落とし込んだような作品。 といっても小難しくは書かれておらず、すんなりと読みやすい文体で明瞭に綴られています。 短編らしく余計な
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お盆期間レビュー企画から来ました

あくまで等身大を貫く冷めた女子を描いた作品。 あっさりとした文体は飽きてしまうかと思いきや、読み進めるにつれ麻由子さんとの共感を生む優れたもの。タイトル『どこにでもいるわたし』に偽り無しと、いったと
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お盆期間のレビュー企画から来ました。

さらさらと心地良く流れる文章に誘われ、ふらふらと拝読。 ですが概要など殆ど目を通さず読み始める主義の私です。 妖しく変化していく物語に「こりゃいかん、おどろおどろしい世界に足を踏み入れてしまった」とホ
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ロンドンさんモデルの傘、発売希望

日常に転がっている謎は、非日常への入り口。 ロンドンさんを巡る軽妙な語り口が心地良く、山口さんと一緒に謎を追いかけた時間はとても楽しいものでした。 そしてラストには思わず唸ってしまった。絶妙なバランス

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私もこんな最後を迎えられたら

まるで『日本昔ばなし』現代版のようだなぁ、なんて読み進めておりましたら、なんて素敵な作品なのでしょう。 死にまつわる物語を書けば重さや暗さが自然と滲み出てくるものでしょうが、そこには長年連れ添った夫婦
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週末の夜に、思わずふふっと笑ってしまう

32年生まれの62才は使用人想いの誇り高きお方。 犯罪に巻き込まれ、誘拐、監禁、陵辱、人身売買まで。 触られたことのないところまで念入りにやられるフデ五さんの屈辱的な姿は思わず吹き出してしまいます。
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パチパチ(二つの意味で)

目新しいジャンルに着目した、と言っては失礼でにあたるかもしれません。 題材だけの魅力ではなく、作者様の確かな力量が合致して素晴らしい作品に仕上がっていると思います。 特に冒頭の一ページは、そこで完結さ
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巧みなんだよなぁ、羨ましい。

一匹のしがない画家猫の舞台はいつしか広がり、ワールドワイド(異世界含む)に。そしてこれまでの仲間たちが一同に集結とか胸熱な展開。 ああ、物語ってこう紡ぐものかと素直に感心してしまいます。 前作ラストの
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中弛み中弛みとかしないのかなと、少し嫉妬しながら第三弾拝読。

片手に聖書を持ち、十字架を掲げる神父様の素晴らしき様式美。この第三弾、昔エクソシストが好きだった私には大満足。そしてトニヤとジャックの共闘には痺れっぱなしで。 「おお」とか「ふぅむ」とか唸りながら、と
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ああ、いい。

ちょこちょこと、くすっと笑ったのですが。 それ以上に距離感が絶妙で、ずっとワクワクしている私がいまして。 犬のようになつく菜月さんはどこまでも等身大で。容姿に自信を持つ年下女性特有の逞しさは並の男で
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ふむふむ星のカード、ふむ、そうか、うん、なるほど

第一弾で世界観を理解し、第二弾へ。 ヴィクトリア朝時代、そして「名探偵ホームズ」と言われちゃうと、第二弾なんかもうそのままで。小説読みながら、宮崎駿アニメを見ているような感覚。もしかしてニ倍楽しめてる
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恐る恐るレビューを

小説投稿サイトを媒体に忍び寄るサスペンス。 作者の悪意に交わったのはいつだったのか、何気ない日常から非日常に色を変えた瞬間はいつだったのか。 エブリスタを利用する我々だからこそ、境界線はひどく曖昧でリ
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美しくて、儚くて、ストイックで、もう、だ……め

バレエや医療の知識は経験からか調べてのものなのか分かりませんが、細部まで行き届いた作品に感服いたしました。 なにより描写が繊細で、バレエのポージングの滑らかさや、病室の薄明かりに透ける髪の毛一本の流れ
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あたたかい、とても

以前飼っていた犬を思い出します。もしやうちのクロも、と思い起こしながら読みました。 或いはそうだったのかもしれない、そう思えることがたくさんあります。 忠犬、そう言い表すことが適切かどうかわかりません
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思わず引き込まれます

ひとつのアイディアを幻想的な4000文字の掌編にまとめた。那由多様の筆力ならホラーにもコメディにも教訓にも書けるでしょうのに、明示することなく物語を終え、解釈を読者に委ねている。 読み終えて、さてどの
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ああ、いい。

大人の疲れに、少年の誠実な狂気が削がれていく構図。 小説ならではの面白さを感じましたが、固定観念を取っ払って読めば、今の世の中これ以上ないリアルなやり取りだと感じました。 胸を痛める場面は、ぞっとする
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最大の賛辞として言います

そういう作品だと思わず、ふむふむ夫婦円満ね、参考になるかしらん、などと読み進めていましたら、 グロとかサイコがいっぺんに襲ってきまして。 しっかりとした筆力や優れた展開に、画面を閉じることも許されず、

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是非読んで欲しい作品

やばい、好き。 表現力の欠片もない感想ですが、嘘偽りなくその通りで。 抑圧されているからこそ、開放への欲望がある。 誰もが持つそんな欲望に光を当てた本作。 読後、二人の味わった感覚をそのまま100%
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もっと評価されて当然の作品

ああ、なんだか凄いです。 文章の七割くらいが会話なんですが、そこにしっかり人が生きてて。 喋ってるはずなのに無口なドクが表現されてて。 ヌメヌメドロドロした題材のはずなのに登場人物や物語は渇いてて。
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これは秀逸

予行演習や作戦会議は昔自分もしたことある淡い思い出です。 天才と凡人二人の歪な友情も真直ぐに書き表していて、軽妙な文章を気持ち良く追い駆けてたら見事にラストで痺れさせられた。 なにより凄いのは最初の1
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どちらかといえば犬派ですが

まるで豪華な装丁の絵本を読んでいるような気分でした。 身の丈の生活を送ることを良しとするトニヤの生活は猫的で、なんとも健気で可愛らしい。しかしその一方で自分を蔑む伯爵夫人に、大人の包容力をみせる場面に
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夜分遅くに失礼しますm(_ _)m いんやーやっぱり優輝さんは凄いや。 掘り下げが深くて、心の底に沈澱したヘドロみたいのまで汲み上げてくるんだもん。 でもそんなヘドロもしっかり共感できてしまって、心が
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楽しめました。 互いの力量を探り、間合いを探る。 そしておいそれと飛び込むようなことはしない。 仲間のようであり、敵のよう。 そんな二人の関係。 これって誰もが経験する感情ですよね。 共通の趣味を持
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まず表紙の煽り文句に惹きつけられ、そのままテンションダウンせずに惹きつけられたまま終わってしまった。 欲を言えば、このテーマならもっと長く書いてほしかったです。いや、もっと読んでいたかった、の間違いで
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ベストレビュアーズより、リンチレビューに伺いました。 読み始めてすぐ、 「こりゃ気合い入れないとリンチレビューにならねぇぜ」 と、思わせてくれた素晴らしい作品でした。ですので辛口……というか全力で粗
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人の勝利を見て、こちらまで嬉しくなる。そんな時、心って温まるんですよね。 それを小説で可能にするなんて。 私もゴールの向こうで『彼』を待ってましたよ。 いやあ、読んで良かった。 気分が上がるいい作
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こんばんは。 拝見したのはもう数日前になりますね。 平素な出だしに油断して、いつの間にやら作品の世界へすっかりとはまり込んでしまいました。 そして今ようやく現実の世界へと戻ってきたところです。 とまぁ
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根底には人の愛の深さなんてものもあるのでしょうが、この作品は怖い。 『人は誰も“異常者”になりうる』 そんなテーマを淡々とした文章で書き下ろした。 気負いもあったでしょうに、誇張せず、欲張らず。
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作品説明に燃えた(または萌えた)。 リッパーを残虐さではなく、未解決事件に結びつけ憤慨する巧さを感じた。 死神の言葉に最後まで騙され続けた読者としての心地良さもいい。 また、この作品ひとつに主人公の
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1+1は2、5+5は10。2×3は6で、12÷3は4。 スタートからゴールへ、年月は重ねてゆくもの。 そんな普遍的な法則さえ疑ってしまう。 凄い感性だなあ、オッサンには理解不能。 でもたったの9ページ
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