『実は……な話。痛いの痛いの翔んで行け!』 私は某サイトで小説紛いの物を書いていて、そのサイトで知り合った人に聞いた話。 ここのエブリスタを含めた素人歴史小説家の作品の内容で……自分自身の先祖か住んでいる場所を小説に登場させている。 これって法則ですか? その知り合いの人の作品は某サイトでは有名。 その人をAさんと呼びますが、Aさんとは私の住んでいる京都市で会いましたのでお互いに本名を知っています。 この法則は私もAさんも恥ずかしいながら当たっていて、Aさんの小説家仲間の五名も当たっています。 私自身で言えば、京都市を中心とした物語ですし、……。 ただ幾ら先祖様でも主人公にはし
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『歴史小説家?』 暇な時間を潰そうと最近は書店に行くことが多い。 書店に設置してある椅子に座っては買いたい小説の中身を少し読む。 ここ最近は歴史小説家に新人が多いのか知らない名前の人が書いた本をパラパラと捲る。 いつもながら思うことだが、本当にハズレが多い。 小説なのでフィクションなのは分かるが、歴史ファンタジーと区分けするべき小説が殆どである。 ・貫高と石高の区別がない。 東西の違いの勉強位して欲しい。 ・無抵抗な農民がいる。 ゲームとは違うのに。 ・忍者がチート。 忍者だけを率いたら直ぐに天下統一出来るかも?! ・源氏の名門だの武家史上主義。 武家は身分が低い。それに源氏
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『鬼の護人』に登場する鳩摩羅天を奉っていたのが、京都の鞍馬だ。 鞍馬以外にも日本全国には沢山あるし、関東では八王子であろう。 鳩摩羅天の呼び名の一つに童子天と呼ぶものがある。 鳩摩羅天=クマーラは少年と言う意味からだ。 このクマーラが歴史上の人物で最も雰囲気を影響されたのが、源九郎義経である。 江戸時代から現代に至るまで歌舞伎や大河ドラマで源九郎義経を演じる役者は総じて線が細い少年風である。 源九郎義経の遮那王の名前は毘廬遮那佛から来た名前だ。 毘廬遮那佛とは奈良の東大寺の大仏である。 しかしこの毘廬遮那佛は特定の仏を指していない。 ヴィルシャナとはサンスクリット語で光輝く者と言う
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先日、久しぶりに某アニメを観た。 純真無垢な幼い心はアニメに影響されると言う。 私が影響された?のは中学生の頃に観た『灼眼のシャナ』かもしれない。 この頃の私は世界の神話に興味を持っていて、このアニメはそんな私をインドの神話へと引っ張っていった。 特にはまったのがサンガム詩文学だ。 『灼眼のシャナ』というアニメはマイナーなアニメで炎髪灼眼の打手と呼ばれる少女が天目一箇の神代である遮那王と呼ぶ太刀を振り回して、始源の蛇たる男子と世界を巻き込みキャハハ、ウフフをするアニメである。 今思えば、無茶苦茶な設定だった(汗) 『サンガム詩文学』『天地麗気記』『平家物語』『ヴェーダ』を基に『灼眼
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『出雲の神在月神事』 日本では十月になると神無月と呼び、神様が出雲へと出掛けて留守になる。 逆に島根県の出雲地区では神様が全国から集まってくるので神在月と呼ぶ。 この時、全国の神様が出雲へ行く際に蛇に乗って行くと言う。 蛇では誤解を受けるので正確には龍蛇へ乗って出雲へ行くらしい。 出雲には全国から集まってくる神様を迎える為の秘祭がある。 神在祭だ。 日御碕神社近くの浜辺に打上られた海蛇を神社へと迎えるものである。 更に言えば、神様が乗っている白い海蛇(セグロウミヘビ)を奉納するのである。 この白い海蛇(白いセグロウミヘビ)を龍蛇と呼んだ。 この海蛇はインド洋からやっ
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織田信長と第六天魔王 アニメ、ゲーム、小説の中で織田信長が悪役とされているのが多い。 これは全て織田信長=第六天魔王の方程式があるからだろう。 織田信長は自らを「第六天魔王だ」と言ったと書かれているのはルイス・フロイスの『日本史』の中にある記述である。 だから織田信長は言ったのかもしれない。 いや、言ったのだろう。 しかし織田信長にとって不幸だったのはルイス・フロイスが全く神道を知らなかったからだ。 第六天魔王はDQなどのゲームやファンタジー小説に出てくる魔物の王である魔王とは全く違う。 まぁ、これは歴史の知識がある人にとっては当然の話ではある。 では、第六天魔王とは何か? と
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昨日は全くエブへアクセス出来なかったp(´⌒`。q) これって私だけ? お陰で今朝は早起き! ヘ(≧▽≦ヘ)♪
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レポートがやっと終わって小説を更新しようと思ったら0時過ぎてた。 \(^o^)/オワタ\(^o^)/
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河原ノ者・非人、秀吉 山川出版 これは九州大学の服部氏が執筆した本で、フラッと立ち寄った書店で見付けた。 毎日新聞文学賞を受賞した作品のようだ。 要は豊臣秀吉は非人だよってことだ。 しかし豊臣秀吉が非人であることは昔から言われていた。 史学では豊臣秀吉が豪農説が有力らしいが、この『豪農』って言葉。 上手いニュアンスで誤魔化していた。 ※『豪農』とは江戸時代からの表現である。 刀狩りが行われる前では、農民は武装している。 だから『豪農』=『豪族』である。 この『豪農』の表現で豊臣秀吉が農民なのか武士なのか判断が出来なかった。 もし仮に『豪農』が農民で、それも戦国乱世に武装をしない
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『女子の生き様(戦国と幕末)』 今、本日から放映の『八重の桜』を観ている。 その放映の中で、ヒロインの山本八重が鉄炮を習いたいと言う場面がある。 しかし兄の山本覚馬が、「女は薙刀を……」と笑う。 しかし戦国末期は鉄炮は女性の武器と言われた。 伊達輝宗、大友宗麟、そして織田信長。 資料が豊富の織豊時代では、女性の鉄炮組頭が女鉄炮隊を率いて戦場を駆ける様子が書かれている。 それから約250年後の幕末では鉄炮の認識が違うらしい。 何故、戦国時代で織田信長が組織したような鉄炮隊が他の大名になかったのか? 武田信玄、上杉謙信、毛利元就、今川義元……。 この大河ドラマも脚色がある。 そし
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『もう一つの源平合戦』 普段勉強をする歴史は、歴史の目次である。 試験として出てくる内容は本の前書きであろうか。 それほど、歴史を習う時間が足りない。 それ故、よく大学の史学部の学生と話す中で、歴史が小説やアニメ、ゲームの内容と勘違いして講義が分からないと言う学生もいる。 最近、わが家で活躍の場がないTVで、私がボーっと観ていた番組の中に大河ドラマの総集編があった。 『平清盛』である。 『平清盛』は近年では小道具や衣裳が史実的で凝っているなって感じがあったが視聴率には恵まれなかった。 しかしストーリーはファンタジーに満ちて時間潰しには良い。 もし大河ドラマのように源頼朝が平家を
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明けましておめでとうございます♪ 昨年を振り返れば、あっと言う間に過ぎてしまった一年間であった気がします。 本日も伏見稲荷へ初詣を終らせ、これから広田神社へ……、親戚と集まり平安神宮と、初詣のフルコースを堪能させられる正月が始まりました。 どうやら今年もドタバタしそうです。 今年の計画としては、各地で様々な山を登山してみようと考えておりまして、まず新年最初に日本一の山である天保山へ登山してきます。 本年度も小説共々宜しくお願い致します ( ̄∇ ̄*)ゞ
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『勧進』 人々が集まる所に市が出来、物流があるある場所には道や橋が出来る。 道や橋は人や物がスムーズな移動を可能にするもので、現代では当たり前のように感じるが、古代はそうではなかった。 道や橋は人や物をスムーズな移動を可能にする為だけではなく、兵士や騎馬もスムーズな移動を可能にする。 この道や橋を民の為に積極的に作ったのは『勧進』と呼ばれる流浪の僧侶であった。 建設費用も民から寄付で集め、人員も民のボランティアだった。 文献に初めて登場する勧進は行基である。 行基は奈良の東大寺にある大仏を勧進によって建てたのは有名である。 その他に空也であったり、平安時代は高野聖。 鎌倉時代
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『祓いと浄化の違い』 日本では古来より穢れを祓ってきた。 神道などでは特にそうである。 しかしテレビ、小説、漫画、そして0能者の言葉の中には『浄化』と言った文句を目にすることが多い。 穢れを祓うのと、穢れを浄化するのとでは違う。 浄化とは主にキリスト教で観られる概念のようである。 絶対的正義である全知全能の神が、絶対的悪行の悪魔に取り憑かれた者に対して行うことである。 しかし普段目にする『浄化』は違うようである。 ある陰陽師が登場する小説でも平気で『浄化』なる言葉が出てくる。 この『浄化』とは西洋の浄化ではなく、東洋の物なのであろうか? 探してみると『浄化』と似た語句の『清浄
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『日本を駄目にしたB層』 っな記事を読んだ。 久し振りに納得と共感が出来た記事だったと思う。 そう言えば世の中には『B層』向けの物が溢れている。 それは日本の歴史も例外ではない。 戦国時代はいつ頃まで? 何てのも、大坂の陣が範囲に入っていたりする。 市販されている歴史小説も『B層向け』ばかりで誰かの劣化コピーをしたような世界観の物が溢れ、少し資料を見れば全く違う物であると解る。 アニメ、漫画、ゲームは、ここで述べる価値もない。 そう考えると某東京の有名私立大学の教授は奇妙奇天烈な説を唱えている。 そしてその奇妙奇天烈な説を声高く否定する者がいない。 「人の名前に君を付けるのは、相
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『楽市楽座の真の意味』 歴史の教科書で楽市楽座について載っている箇所があるが、その記述が年を重ねていくに従い変更されて、今では全く別の意味となっている。 楽市楽座の意味。 織田信長が従来の座(組合)を解散させて自由に商業が出来る様に市(市場)を開放させたことを指す。 この意味であれば、『楽』の意味が解らない。 楽市楽座とは。 まず前提条件として有数な港町は、戦国大名から独立した『十楽の津(港)』であった。 『十楽』とは。 『往生要集』の中で、楽(束縛されない涅槃の境地)を十段階に分けて説明している言葉からきている。 (聖衆来迎楽、蓮華初開楽、随心供仏楽、等) この十段階の楽が極ま
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言い訳② 小説で近江国(滋賀県)を書いているが、近江国の人物は豊臣秀吉のお陰で数多く登場するが経歴に謎が多い。 その中の一人が大谷吉継である。 大谷吉継には九州出身説と近江国出身説がある。 これは大谷吉継の父親を大谷盛治とすれば九州出身となり、大谷吉定とすれば近江国出身となる。 しかし1585年には大谷吉継が豊臣秀吉から敦賀5万石を貰っていることから近江国出身説を採った。 では大谷吉継の父親は大谷吉定なのかと言えば、そうではない。 大谷吉定は朝妻氏の一族で……と家伝があるが、朝妻氏は余呉湖近くの鍛冶師系の一族で京極氏や浅井氏に仕えたが、大谷氏の名前がない。 しかし近江国でもう一人
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言い訳① 『古事記から風魔一族』 現在、小説は近江編に到っておりますが、そこでの風魔の扱い。 風魔一族って、やっぱり多氏ですよね? 多氏は作中によく登場する氏族ですが、神祇系を登場させるとなると多氏は外せません。 まぁ、中臣氏の部民的な感じですが。 その多氏で有名な人物は太安麻呂かな? 卑田阿礼の口述を太安麻呂が書き留めた物が古事記だ。 鹿島神宮、香取神宮などの建設。 祭祀では日本史の中で大活躍をしている。 では、風魔一族が多氏であるなら常陸国から信濃国へ移動したことになる。 しかしながら、伝説であれば伊勢国を追い出され、武御名方神へ追従して信濃国へと移動したことになっている。
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『陰陽師』を観た。 なかなか面白かったが、あの作品にBL臭を感じたのは私だけではないだろう。 所々に野村萬斎が演じる安倍晴明が声明のユリを唱える場面があったが、作品は上手く纏まっていたと思う。 野村萬斎と言えば、今話題の『のぼうの城』だ。 この行田市にある忍城は一気に有名になった感がある。 しかし落城しなかった城は忍城だけではない。 ただ城代の成田長親を主役にする小説はエブリスタにも書かれていそうだ。 そう思うと小田原城だって韮山城だって落城しなかったのに、何とも日陰的な扱いである。 現在エブリスタでは尊敬する作者様が、北条五代記を元に小説を書かれているが、私は今から忍城、韮山城の攻
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言葉狩に挑戦 私が『鬼の護人』を執筆に辺り、最初に悩んだのはオリジナルの名前だ。 序章の締めに登場する大事な役目の女性。 北条政子だ。 正確に言えば、北条政子(ほうじょう まさこ) と言う名前の女性は存在しない。 この北条政子の読み方も言葉狩の一種なのである。 北条政子の正確な読み方は、北条政子(ほうじょう ○んこ)である。 これは女性性器の名前だ。 都の公家がそれだけ苦々しく思ったのだろう。 北条政子とは、公家が付けた蔑称である。 ただ余計なことかもしれないが、鎌倉時代では女性の性器を『○んこ』と呼んでいたのは、北条政子の存在で実証出来るが、史学の学会で議題に上げる者は当
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農民とは? つづき Cについては、最早理解の範疇を超えている。 しかし、小説の中では農民は無抵抗に殺されている。 況してや、盗賊などに襲われた場合も同様だ。 もし本当にこのような人々が歴史上に存在していたのなら、数年で死に絶えているだろう。 飛鳥・奈良時代に『国民』と呼ばれた人々は普段農業を従事していたが、災害や作物が不作になると隣の村へ食糧を奪うこともした。 食糧を奪う方も奪われる方も武装をして槍や刀を持つようになる。 これを『武士』と呼ぶ。 と、言いますが弥生時代の環濠都市に住んだ弥生人と何も変わらない。 要は武士も農業をするのであり、武士と農民は同じであり、これを『国民』
農民とは? 『農民』とは何なのか、素人、玄人を問わずよく歴史小説、時代小説に出てくる人々だ。 この『農民』と呼ばれる人々の正体が全く解らない。 『農民』という文字は公家が書いた平安時代の日記でたまに見かける言葉であり、「農業に従事する人々」のことを指す。 しかし、この言葉は公家に対する意味であって、特に関東(岐阜県大垣市より東側の日本)に住む人々を指している。 後に出てくる『国民』と大差がない。 また柳田国男や渋沢敬三が使用した『常民』と考えても間違いではない。 『農民』という意味では全くどのような人々であるのか解らないので、使用される用例から推察する。 A・戦国時代 B・作物だ
江戸時代の徳川政権が実施した『一国一城令』は画期的なものであった。 それは今までの行政を180°変えるものである。 この行政改革を進める切っ掛けとなった人物が織田信長で、その改革の初期の過程が『兵農分離』である。 この『兵農分離』から『一国一城令』へ至る行政改革を学校では教えない為に、理解している者は少ない。 理解している者は歴史好きな者ぐらいだろう。 しかし歴史好きではなく、単に人物の伝記好きな者が、某歴史小説家の影響を受けて江戸時代の『一国一城令』を戦国時代へ適用する者が多くいる。 戦国時代は『下剋上の時代』であって、民は自主自衛の『惣』と呼ばれる組織である。 町も都以外は貿
応援特典に太陽の御柱の画像をアップしました。 良かったら見て下さい。
応援特典にヒンドゥー神話での鳩摩羅天のレリーフを新たにアップしました。 是非見てやってください。
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