吸血姫、綾乃嬢の高等遊民ライフを描いた『紅し夜のグランギニョル』 のネタ作りには『美の壺』とか『新日曜美術館』とか『新日本風土記』といった番組を資料として活用してますが、奈良県の小さな尼寺の四季おりおりの暮らしと料理を取りあげる『やまと尼寺精進日記』もめちゃくちゃ為になっております。 昭和初期の日本を描くうえで、折り目正しい四季おりおりの暮らしぶりを学ぶのは大切だと感じます。 中々、作品に綺麗に反映できてはいませんが。。。 美食三昧の綾乃嬢が豆腐料理や精進料理を静かに味わうシーンが出てきたのも、そうした影響だったりします。 『贅沢』の幅が豊富になってきた感はあります。 本筋以上に綾乃嬢
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こんにちは。 いつも、拙作に賜る御厚恩に深く感謝しております。 疲れすぎて、書きたくても書き出せないので、呟きの場でリハビリにつらつら参りたく候。 「不都合な真実」という言葉があります。 元ネタはゴア氏のあれの筈ですが、とにもかくにも頻繁に週刊紙とかの見出しに使われる頻出ワードです。 ヤフーでいろいろニュース物色してるとありとあらゆる「不都合な真実」が舞い踊っております。 実は私、なぜだか「不都合な真実」というワードが大嫌いなのです。 この全く理解不能な怒りが何に由来するのか、飯を食いながら、しょっちゅう自問自答を繰り返しています。 高らかに「真実」を掲げて不安を煽る悲観論的売文(とて
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過度に不快な広告は制限されたようですが、毛穴から角栓飛び出してるバナーとかはご健在のようで。。。 旅行とかグルメとか家電とか物件の広告なら嬉しいのになあ。 広告のお陰さまでこうして創作の場を設けて頂いてるのですから、あまり文句は言っちゃだめなのかも知れませんが。。。 個人的には、小説やイラストを楽しむ夢心地を妨げられる気分ではあります。 せめて、イエイツの詩に託し嘆くのをお許しください。 『そっと歩いておくれ、私の夢の上を歩くのだから』
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『黎明のカイゼリン』が1000スター突破!! みなさま、本当に本当にありがとうございます!! 拙いうえに、中世日本史ワードをちりばめた多神教ヨーロッパ風異世界なんてキテレツな世界を描いた読みにくい作品ですが、完結目指していっそう頑張ります! 繁忙期ゆえ皆様の作品をなかなか読めず、ストックも中々貯められない歯がゆい情況ですが、この嬉しさを糧に乗りきりたいです。 それでは、これより、もうひと仕事。。。
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あけましておめでとうございます! 本年が実り豊かで安らかな年となりますように! 今日は、歴史の本が読みたかったので書店にて『魏晋南北朝時代』を購入。 中国史ぜんぜん詳しくないですが、三国志とかヤク中貴族の清談パーリーとかのイメージなので興味津々です。 アレクサンドロス大王やナポレオン、フリードリヒ大王や明治宮廷も興味が尽きませんがまた今度。。。 しかし、書店では流行りの本についてもウォッチングできて刺激的です。 幕末会津もので『荒城に白百合ありて』とか。 幕末史に想いを馳せて感じるのは、一つの終わりは一つの始まりでもあり、或る破局は或る成就でもあるということ、崩壊が万人にとっての悲劇で
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本年も温かいお言葉や、いっぱいの星に感謝の尽きない1年でありました。 思ったよりも快調とはいかなかった創作でありますが、漸く『黎明のカイゼリン』は本番突入に漕ぎ着けます。 師団・軍団クラスの大軍がぶつかりあうシーンがやっと書けます。 重要キャラも出揃いますし、お嬢も将軍の自覚に迫られ一皮むけたりむけなかったり。 そのため、年末年始はめいっぱい書き進めなくちゃならないのですが、めでたい時に血みどろのシーンばかりで我ながら複雑な気分です。 平和って尊いですね。 『紅し夜のグランギニョル』は来年も通常営業ですが、仏典や中国美術の学びをどんどん深めて投入していけたらいいな、と思います。 綾乃
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『黎明のカイゼリン』で登場する軍馬の体高は約5尺。 作中では尺に「フース」複数形で「フューセ」とルビをふってますが、現実世界同様1尺=約30センチで想定しています。 すると軍馬の体高は約150センチ。 現代のサラブレッドに比べたら小柄です。 しかし、この体高150センチの馬は師団将軍クラスの登場人物の駆る「選りすぐりの名馬」です。 多分、将軍クラスでこれですから一般将兵の軍馬にはもっと小さな体高140センチ代後半以下がざらにいる筈です。多分。 幾らなんでもちっちゃくないか!?と感じると思います。 戦国武将の軍馬はポニーサイズと言われますが、140センチ代後半だと大体どっこいどっこいな感
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NHKの『英雄たちの選択』でキリシタン大名・大友宗麟が取り上げられてました。 大友宗麟は音楽(ムシカ)に由来する「無鹿」という理想郷を創建しようとしたらしいですが、なぜ音楽が理想郷に繋がるのか?という疑問は番組中でも明らかにはなりませんでした。 大雑把にいえば、大友宗麟の理想主義的価値観のあらわれとみる見解でパネリストさんたちは話を進めていました。 しかし、イタリアが誇る文豪でファシスタの魁とされるガブリエーレ・ダヌンツィオが想い描いた理想社会では、どうやら「音楽」が最上の価値を占めるものとされているそうです。 「音楽」と「国づくり」の結び付きって中々ピンときませんが、もしかすると古代ギ
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故郷に錦を飾るべく海軍兵学校の門を叩いた眼鏡っ子。 ・・・でも、実は女の子!? 「私には夢があります!」 夢はでっかく連合艦隊司令長官! 開花期を迎えた小さな国の、小さな少女の、大きな夢を描いた感動の超大作。 衝撃の結末に全米(!?)が泣いた。 『同期の桜』乞うご期待! え?こんなドラマじゃない? てっきりテーマソングは鶴田浩二さんかと思ったのですが。。。 こんばんは。熱のせいで頭がやばいです、はい。 ところで、拙作『紅し夜のグランギニョル』は趣味全開のネタ実験劇場でありますが 吸血鬼ものなのに、殆んど吸血シーンが無くて実質、オカルト貴婦人の漫遊録でありますが、モバゲー時代並みに
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擲弾兵とは何ぞや? 徒歩竜騎兵?騎兵なのに徒歩? 拙作『黎明のカイゼリン』には数多の不可思議なワードがちりばめられています。 もっと軍事に造詣が深ければ本編に丁寧な解説を入れたいのですが、勉強中の身ゆえ誤解を避けるため記述はかなり控え目にしてます。 が、呟きとして少々。 『擲弾兵』とは本来は、その名の通り爆弾をぶん投げる兵士です。有名なボンバーマンみたいな感じです。危険な任務なので身技体に優れたエリート兵士の仕事です。 後世には爆弾をぶん投げる事はなくなりましたが、エリート部隊の名称として使用され続けます。 有名な熊の毛皮の帽子で知られるイギリス衛兵のスタイルこそ正しく『擲弾兵』の格好
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自作の解説をするのは野暮かも知れませんが、創作にこめた思いやら小ネタやらをくどくどと語りたい時もあります。 拙作『黎明のカイゼリン』のヒロイン、ザビーネお嬢を何で「ザビーネ・マリア」と書くのか? 何で彼女が大声を出すと「狼の咆哮」に例えられるのか? といった事とか。 一番目の理由は至極単純。ザビーネだと『機動戦士ガンダムF91』に登場する敵の男性士官ザビーネ・シャルのイメージが個人的には強いからです。 ちなみに、上昇思考で気品があり、それでいて冷酷な隻眼の士官という彼の人物像はヴィスコンティ監督の『山猫』のアラン・ドロン演じるシチリア貴族タンクレーディに似
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即位礼正殿の儀、凄かったですね! 天皇皇后両陛下万歳! 百官名(私称官位)が式部丞の私は勿論、出仕しておりました。TVの前に! ちなみに、上皇陛下が映ったときは、御茶之間詰の格式を誇る「北面の武士」にクラスチェンジしてます。 侍従さんたちの所作も厳かで素晴らしかったですね。 侍従。そう、侍従で気付いてしまったのですが 拙作『ごめん、源吾どの!』で文禄年間の伊達政宗を「羽柴大崎少将」と記していましたが、 文禄二年時点の伊達政宗の官位は「侍従・越前守」なので正しくは「羽柴大崎侍従」とするべきだったようです。 『真田丸』で政宗が「越前守」連呼してたんですから、気づくべきでした。 折を
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こんばんは。今宵は寅さんの少年時代を描いたドラマを見ながら『青年日本の歌』をついつい口ずさんでました。 二・二六事件前夜が絡むとはいやはや何とも。 歴史上の大事件も、我々のご先祖の生活のすぐ傍で起きてたんだよなあ、と思うと感慨深いですね。 拙作『紅し夜のグランギニョル』は昭和初期のブルジョワ社会を舞台にした吸血貴婦人浪漫ですので、虚実の境が非常に曖昧になるように描くよう努めてます。 ありえないことを、さもありえそうに、実在の人物や事件やアイテムを絡めつつ・・・ 話は変わって、最近の趣味は『黎明のカイゼリン』制作のためのナポレオン戦争関連の読書です(オスプレイシリーズの洋書も頑張って読み
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台風19号のもたらした災禍はあまりにも大きく、被災地の方々は非常に辛く厳しい日々を送っておられます。 拙作『黎明のカイゼリン』では、現在更新中の箇所が時節柄ふさわしからざる表現ばかりになっております。 一日も早く平安がもたらされることを祈り、亡くなられた方へ弔意をあらわす為、今週いっぱいは更新を停止したいと思います。
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薔薇百合牡丹芍薬柘榴芭蕉樒蘇鉄茄子胡瓜林檎梨桜桃南瓜蓴菜 真珠瑪瑙珊瑚翡翠琥珀瑠璃玻璃 思い付くまま植物、果物、野菜、宝石類の漢字を並べ立ててみましたが漢字を敷き詰めると何とも言えない視覚効果がありますよね。 文様めいた魔力があるといいますか。妙な艶麗さがあるといいますか。 だから私は昔から漢字多めな作風なのですが、歳を重ねて、ひらがなの色香も感じるようになりました。 ツルゲーネフの『はつ恋』なんてのも、ひらがなの色っぽさが感じられますよね。訳の問題ではありますが。 文字や知恵に親しむのはやっぱり贅沢で幸せな事です。 昔のユダヤ人は始めて文字を学ぶ子どもたちに蜂蜜で書いた文字を見
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Yahooに「異世界ものラノベは現代の時代劇云々」という現代ビジネスの記事が掲載されてまして、恥ずかしながら始めて「ナーロッパ」なる言葉を知りました。 私もまた西洋風異世界を書いてますが、真に迫るものを描くには学びが足りない身なのでよそ様を笑うことは出来ません。 (学びを十分にしようとしたら、一生かかっても本編が書けませんし。気象、地理、農耕、文化、宗教、言語などなど、きりがありません) あと、人名とキリスト教の関係とかは異世界の歴史を拵えてなんとか異世界なりの由来をでっち上げてます。 西方大陸南東の海上に浮かぶ列島を中継し、更に東に海路をとれば東方大陸の窓口となる港が見えて、其処がオス
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森鴎外『文づかひ』及び『ふた夜』は19世紀の将校さんに興味津々な者には非常に有り難い作品です。 『文づかひ』はザクセン王国に派遣された日本人将校の体験したザクセン貴族社会での出来事を描いた作品ですが、演習の様子とか宮中儀礼の華やかな描写が非常に魅力的です。 『ふた夜』は翻訳作品ですが、1840年代のオーストリア帝国軽騎兵将校が主人公となっており戦闘シーンもあります! しかも突撃のバトルクライが『フルラア』ときてます! 騎兵魂が揺さぶられますね!乗馬したことありませんが(;´・ω・) ラデツキー将軍云々と書いてありますからロート作『ラデツキー行進曲』と同じ、第一次イタリア統一戦
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時代は平成から令和へ変わりましたが、 本当に私の青春は創作に熱中した時代だったなあと思います。 ライフワーク『紅し夜のグランギニョル』はお陰様を持ちまして今年で十二年目突入です。 好き勝手極まる創作が、少しでも読者様を楽しませる事が出来るものであるよう、頑張って参りたいと決意を新たにしております。 平成も、昭和と同様、過去のものになってしまいました。 流行に流されまいと張り続けた私の意地も、きっと平成時代の青年の価値観として総括される事でしょう。 かぶき続けた積もりでも、実は時代の潮流を違った形で表現していただけに過ぎないのかも知れません。 平成は衰退の時代だった、とも評されます
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ヴィーヴ・ランペルール!! 上皇陛下、上皇后陛下、本当にありがとうございました! あたたかい御心遣いにどれだけ救われたことでしょう。 国民と共に歩まれたお二方を、心から尊敬しております。 そして新帝陛下、新皇后陛下に万歳! 新たな令和時代を輝かしいものにするため国民の一人として努めて参りたいと思います!
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お茶と執事は渋い方が好きだな、と染々思う今日この頃です。 映画『スワンの恋』のジェレミー・アイアンズとか『名探偵ポワロ』のヒュー・フレイザーみたいな感じの渋さが理想です。シャルル・スワンもヘイスティングス大尉も執事じゃありませんが。 あと、最近女性の執事もいいな!と思います。厳密にはハウスキーパーですが映画『レベッカ』のダンヴァース夫人とかロッテンマイヤーさんみたいな。 拙作『紅グラ』には忠義者の万能家令がいますが、彼の人物像をどう描いていくか筆者の加齢と共に一つの画期を迎えたように感じています。 華やかな容姿の万能使用人で燃えるような敬愛を主に捧げる「甘め・キラキ
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あけましておめでとうございます! 本年が皆様にとって幸せと平安に満ちた年でありますように! 昨年から始めた『黎明のカイゼリン』やライフワーク『紅グラ』御贔屓いただき、本当に感謝感謝であります。 本年は一層精進せねば!と考えております。 何卒本年もよろしくお願い申し上げます。 『黎明のカイゼリン』については、ナポレオンや軍事史のインプットに一層励んでいきたいです。 年末にオードリー・ヘップバーンの『戦争と平和』でボナパルト精神を注入されたので、今年上半期は砲兵関係の書籍を読みたいと思います。 (ナポレオン戦争から数十年後ですが、トルストイの『セヴァストポリ』もケ
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皆さんこんばんは! 自称ウジェーヌ・ド・ボアルネ似、イチオシ元帥はグーヴィオン=サン・シール。ひよっこボナパル党の露陰です。 来る11月8日(木)BSプレミアムで映画『ワーテルロー』放送します! ナポレオン・ボナパルト最後の決戦『ワーテルローの戦い』を描いた映画史に名高いあの大作が久方ぶりにオンエアです。 幾万人のソ連兵をエキストラに起用してのCGなしの戦場絵巻は圧巻の一言に尽きます! 天才ナポレオン、名将ウェリントンの二人を苛むそれぞれの苦悩と焦燥が胸に迫ります。 イチゴむしゃむしゃグルーシー元帥、正論で上司に突っ掛かるジェラール将軍のプロイセン追
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明日は休みを取らせていただいたので、今晩は呑んでおります。 ブルーチーズと芋焼酎ってのも結構合うものですね! 先日は初めて蕎麦屋呑みにチャレンジしてみました。 板わさをおつまみに、鴨南蛮で〆てみました。 青二才が粋がってみましたが、とても贅沢な気分になれました♪ 呑んでばっかしなのは、中々思うようにはいかない創作の打開を図っての戦略的逃避。。。というのは全くの言い訳です。 晩飯食いつつBSで録画してた歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』や映画『太陽がいっぱい』を鑑賞したり拙作『黎明のカイゼリン』のために買ったオスプレイ出版の『Napoleonic Hevy Cavalry and D
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『ナポレオンを鉄の檻に入れて連れて参ります(キリッ)』 (なおナポレオンに従う模様) 『あれはグルーシーだ!』(残念、プロシア軍でした) 百日天下死亡フラグ集でこんばんは! 映画『ワーテルロー』で好きな場面はグルーシー元帥が山盛りイチゴもしゃもしゃしながらジェラール将軍の意見却下してるとこです。 拙作『黎明のカイゼリン』製作にあたってはWikipediaの大陸軍の項目(初心者にはかなりありがたい内容です)とかナポレオニックなホームページやブログ(『祖国は危機にあり』様など)も参考にさせて頂いてますが、 海外の文献も読むことにしました。 メンアットアームス
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特集『戦乱の世』に触発され、 いっそう異世界史劇『黎明のカイゼリン』頑張ろうと発奮しました。 現在、ローラン・ジョフランの『ナポレオンの戦役』を読んで魅力的な戦場の描写が出来るよう勉強中です。 『クラウゼヴィッツのナポレオン戦争従軍記』とか ジョミニの『戦争概論』も読みたいです。 当時の戦場の様子や軍隊の暮らしはやっぱり興味深いです。
酔っぱらいながらこんばんは! いつもご愛顧いただきありがとうございます! いただいた「東一 純米大吟醸 うすにごり酒」 および「マッカラン12年ダブルカスク」 でいいかんじに酔いながらご挨拶申し上げます。 たまたま手にしたビール券を利用して普段手が出ない酒に手を出しました。 流石に普段マッカランは呑めません。。。 しかし、佐賀のお酒は初めてですが、佐賀のお酒、美味しいですね! 最近の読書は『対訳イェイツ詩集』、『般若心経 金剛般若経』、『キーツ詩集』 とチョイスしました。 仏教の知識は皆無ですが、分からないなりにも読んでみれば得られるものがきっとある、と思って読んでみました。
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プロジェクトアニマ、異世界ファンタジー部門。 アニメ化されるような異世界ファンタジー、描いてみたいもんだなあ、とは思いますが面白い筋書きを書く事が出来ないので難しいです。 もし自作がアニメ化されたら、勝手に声優さんをキャスティングしたり、opやedを好きな楽曲でイメージしたり、と妄想を楽しんだりはしますが。 『黎明のカイゼリン』という異世界ファンタジーを書いてますが、作者自身これ面白くなるのか!?と不安がりながら書いてる有り様です。 予定では大砲ボカボカ撃ったり、騎兵がウラー!って突撃したり、派手な展開が待ってるので『ワーテルロー』観ながら頑張って良いもの書き上げた
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こんばんは。 今年5月で拙作『紅し夜のグランギニョル』がお陰さまでなんと連載11年、1000ページ突入を迎えます。 いつも御愛読してくださる皆様に改めて心からの感謝を申し上げます。 本当に、本当に、ありがとうございます! 『黒死館殺人事件』とか『リジイア』とか『ヴェラ』をゴッタ煮にした翻案パロディを書いてみたり、『堤中納言物語』の翻案やったりとまだまだ意欲は尽きませぬ。 古典の翻案やパロディを昭和初期の舞台に落とし込み、どうモダン幻想怪異譚に仕上げるか、という過程はとても面白かったです。 実力はともあれ10年選手となった現在の目標は、幽玄・閑寂の中の艶っぽさ
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こんばんは。 今夜は『紅し夜のグランギニョル』の更新は出来ませんが、そのかわり行き詰まってたようやく構想が固まり、きちんとテーマをもった幻想譚として提供できそうだと皮算用しております。 来週はきちんと更新します。 『紅グラ』はペダンティックな会話劇なので、1ページ書くだけでかなり心身ともに消耗します。 歴史、和歌、漢詩、西洋文学、神話、聖書とか知ってるネタを矢継ぎ早に投入していくので出来は兎も角、毎回渾身で挑む事を強いられます。 会話が始まると綾乃嬢は勝手に動いてくれるので、人物に関してはかなり楽なのですが。 仮公開中の『黎明のカイゼリン』みたいな長編ファンタジーの方が比較的サクサク
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未完成ではありますが、試験的に 『黎明のカイゼリン 聖王暦1820年代記』 を試験的に公開しました。 仮表紙はロシア・ツァーリ国の国旗ですが意味はありません。 まだまだ序盤のプロットも完成してませんが、いちおう冒頭だけは出来ました。 こんな塩梅で19世紀初頭風の話を書いていきたいと思ってます。 出来たところからチマチマと公開していきますが、何とか形になってほしいと切に願っています。 軍事史ビギナーゆえ軍事考証がかなり怪しいですが、何とか読みごたえある異世界史劇に仕上げたいと思います。